山渓遊びブログ 渓流釣りと採集

岐阜県から 山渓アウトドアライフ

ヤマメ河川へ

息子と私で、久しぶりの河川に行くことに。

今回は釣友のしえらさんが合流してくださいました。間もなく引っ越す息子に、進学祝いのお土産まで。まことに有難く嬉しく、感謝です。

 

朝一、まずは本流へ行ったのですが。

カスるような反応があったのみで、撃沈・・。ユキシロ混じりの強い流勢に、打つ手無しでした。

元々の目的地があり、午後から入るつもりが、予定変更。

 

ヤマメとイワナの渓流で、息子が幼少時、何度も一緒に遊びました。親戚の家の近くです。

大お婆ちゃんが亡くなり、それからご無沙汰でした。そこで幼い頃には歩けなかった区間に、釣りに行こうと。私も釣って見たかったですしね。しえらさんには、お付き合い頂いた格好です。

 

 

良い方を先に。

ある淵で5匹連続でヤマメが出て、その次のポイントでも2匹、脇の小場所からも・・と、一区間が謎に入れ食い。

あれだけの勢いで釣れると、やっぱ楽しいですね。

 

悪い方では。

「こんな場所に良型が!?」居たのですが、手元で暴れられ、掬い損ねた瞬間ハリが外れてお帰りに・・。(←かなり悔しい)

バラシの多さはナカナカで、やっと釣れても小さい。

ここは居るでしょ、なポイントも、粘って粘ってチビっ子が。先の入れ食いはマボロシかと思う様相。

 

途中で、バラシの多さにちょっと仮説を立てました。次回、同じ渓でなくて良いので、検証しようと思います。

それにバラした魚へリターンマッチで、いつか再訪しないと。こうして春先の釣り場を開拓するのもアリですね。

 

 

複数人で渓を歩くのは楽しいです。釣れた、バラしたと笑い合うのも、どこで出たとか出なかったとか、そんな会話も良いもの。

 

正直、今回の渓は感覚として「もう少し先」の方が良さそうでした。魚の反応が、まだ冬を引いてる感じでしたのでね。

 

 

時折混ざる、朱点のある魚体。

ヤマメ河川にも、過去のアマゴ放流の名残か、こうした個体が混ざります。今はアマゴ放流は無くなってるはずで、こうした魚達で代替わりしてるのでしょうね。

 

ヤマメとアマゴは何が違うか?

時々聞くテーマですが、釣りでは私自身はあまり違いは感じません。

と言うか、ヤマメをあまり知らなくて、違いが解るほど釣ってないのですが。

同じくアマゴでも水系が違うと反応が違うので、種の違いよりも河川の特徴の違いではないかな、くらいの認識です。

 

 

アマゴの血が入ってないか少ないだろうヤマメは、特有と言うか、アマゴでは見ない色合いをしてるんですよね。

↑先の朱点のある魚は、私が見慣れたアマゴに近いと見えます。

 

6~7年ぶりかに訪ねたヤマメの渓。

渓相が変わってる場所もありましたし、記憶が飛んでて、見知らぬポイントも多く、魚の姿も新鮮で。

「行ったことがある」と「通い慣れてる」は大分違いました。

 

・・と、釣りで粘る上にそんな観察をしていて、私は釣り足が遅いので、あっと言う間に同行者に置いて行かれます。息子でさえも(笑)。

なのでしばらく釣り飛ばして、追い掛けないといけません。

 

 

雪が少なくなった河原には、食用植物が何種も。春ですねぇ。

もう2~3週間後かな、山菜採集が忙しくなりそう。

これでまた足が遅くなるワケですが、今回は単独じゃないので、そこはホドホドに。

 

釣り仲間って良いな、と毎回思います。

私がマイペースなもんで、迷惑かけてるかと心配ですが。多くの交流から、色々な気付きがあったことは、本当に感謝してます。

息子は私の友人たちとの集まりに連れて行ったりして、皆さんに可愛がって貰ってきました。その幼子が、もう成人。早いなぁ・・。そんなことをこの機会に、あらためて思い出し、考える次第。

 

しえらさん、ありがとうございました。

今後ともよろしくお願いしますね。