山渓遊びブログ 渓流釣りと採集

岐阜県から 山渓アウトドアライフ

初見の渓を釣る

今年から息子が、滋賀県で一人暮らしを始めました。届け物があり、ついでに様子見に行くことに。

学校に息子が行っている間に、周辺河川を見回り&初の渓流の釣りです。

息子の住むアパート周辺は正直、渓流魚を探すのは厳しそう。渓流釣りに拘らなければ、魚は沢山居るみたいです。

 

ちょっと山方面に車を向け、3時間くらい、竿を出しました。

時間的に若干、日釣り券代が勿体ない気がしますが・・(←貧乏性・笑。

 

ポイントがまるで分からないので、道路から見える場所で、良さそうな流れを探ります。

アマゴ成魚とニジマスが放流されてるとのこと。私は地の魚達が見たいので、放流地点は避けて入渓です。

 

アマゴ発眼卵と稚魚も放流されてるそう。これは天然魚ぽい。魚体の色合いは、薄い飴色系が多い感じ。

 

アマゴはポチポチと釣れてきます。が、15cmに満たない小型も結構出ます。・・それよりも。

とにかくカワムツとアブラハヤの数が凄い。まさに「猛攻」。渓流域で、あれ程のコイ科を見るのは久しぶりでした。

おそらく、年間の平均水温が高めなのでしょう。梅雨明け以降の真夏は、渓流魚を狙うのは難しいかも知れない。上流域は様子が違うかもですけども。

これは稚魚放流もの? 色と雰囲気が違うような。

 

琵琶湖周辺は、私が普段よく行く岐阜や長野に比べ、水源地の標高が低い渓流が多いです。

しかし多雪地域もありますし、環境設定が私の知る河川と色々と異なっています。

知らない土地では、河川周辺の自然と渓流魚の観察が面白い。

ざっと見た範囲では正直、大型魚は少ないかも、と感じました。コイ科の魚も、大体は小型です。

このアマゴ、「おっ!」と声が出ました。

肌の透明感があり、体色がとても綺麗。

腹部に黒斑がなく、砂地の渓でよく見るタイプです。このタイプは色合いが綺麗な個体が多い気がします。

 

深瀬のポイントで、水中で魚が動くのが見えました。

アワセを入れたら、強い引き!

あれ?これは・・

ニジマスでした。余裕の尺上。

泳ぎですぐ正体は分かりましたが、もしかして、とも思ったのですけどね。

大きいので20cmちょいくらいの魚の相手をしていてコレだと、一瞬は期待しちゃう。

なんか最近、ニジマスとの遭遇が多めなんですが。ニジマス釣りが上手くなったのかな、などと(笑。

 

アマゴが平均して細かいし、小バリを使うと掛かりは良いけど、小型のコイ科も釣れてしまう。更には仕掛けサイズを下げると、ニジマスが出たら困る。それに大きなアマゴも何処かには居るかも。

何度か来れば、もっと様子が分かって、色々な選択が出来そうですけどね。それは場所も、道具も。

 

短時間釣行としては、まずまず楽しめました。息子がこちらに居るうちに、別河川も見たい。

そうそう、何年ぶりかに、ヤマビルに吸血されました。油断・・。

それと山中で「熊臭」がしましたから、居るんでしょうね。

知らない地では気を付けつつ。それが経験になって、慣れた場所でも使える知識が増えると良いなと思います。