前記事からの続きで。
関西からの友人親子とお別れし、単独になりました。
友人達と一緒の際は控えてましたが、山菜がトップシーズンの今、釣りの最中も山の緑が気になる私。季節限定の楽しみですのでね。
とは言え、釣りも良い季節。
本流域の魚の動きが良くなっていて、あっちこっちに行きたい場所、やりたい事が多いです。
あるポイントの深みでまずはアマゴが。続けて狙うと、すぐさま反応アリ。
重量感ある、良型イワナでした。ありがとう、よく出てくれた。
凄いパワフルで、最初は何が掛かったかと思ったほど。イワナなのに走り回るし。
慎重にヤリトリし、取り込んだらハリが外れました。危ない危ない。
場が荒れて、もうダメかと思ったのですが、同じポイントで更にアマゴが3尾釣れ、バラシが2尾。好反応です。
アマゴが良い体躯になっています。
今年はどうも小振りなサイズのアマゴが多くて(私の遊び場では)、数は出ますが、サイズが上がりません。
どこかには良型も潜んでいるはず、と探るしかない。
嬉しかったのは、この魚。シラメです。
サツキマスの仔と言われるこの魚が、私は好き。パーマークのクッキリしたアマゴも好きですが、色々なタイプが居るのがアマゴの面白さだと思ってます。
春先から探してて、ここまで出会えてなかったのですよね。昨春は良型含みで結構出てくれていたのですけど、今年はどうも様子が違います。理由不明ですが、数が少ないかもしれません。
ちょうど尺サイズのイワナ。
これまた元気で、走り回ります。
ちょっとした瀬の深みで、掛けた時はポイントからしてアマゴかと思いましたが、イワナでした。これはこれで嬉しい。
この個体は黄味が強い。
荒瀬で掛かり、力が強くて寄せるのに一苦労。イワナに具合の良い水温とか条件なのかな? 渇水気味で、川底は黒っぽくドロドロ、あまり良いとは見えないのですけどね。もっと大きかったら、ヤラれたかも。
4月末までをザッと振り返ると。
冬期は割と暖かく、しかし3月はキツい寒が戻り、4月に入ってから大雨が何度か降って河川は増水、雪が融け、一気に春を越して初夏のような気候になりました。
これらのことは、地表の植物類の芽吹きのタイミングに顕著に出てるように感じます。そして季節は、表に見えない水中でも同時進行。つまり水棲昆虫や魚の動きとも連動している。
気候や水況から、釣りの選択はまずは狙う区間。次に瀬か淵かという、ポイント選定。更に、流速や、深みか浅場か、頭か尻か等を探っていく。何処にでも魚は居るのですが、好反応な個体の着き場を見付けられたら、快釣が期待できますのでね。
細かな付き場は時間帯でも変わりますし、そこで必要な釣り方も同時に探していきます。
今回の私的予想は、水通しの良い瀬と、淵尻のカケアガリ。これが結構当たってくれました。
このところ本流イワナを追っていて、毎回とは言わずも、遭遇率はまずまず。
今回は良型イワナにもシラメにも出会え、良い釣行になりました。