山渓遊びブログ 渓流釣りと採集

岐阜県から 山渓アウトドアライフ

桜の開花は山菜の合図

便利なもので、各地のライブカメラ映像が観られます。

桜が咲くと、草木の芽吹きが本格化。各所のそれが視聴出来るのは、マコト有難い。

桜の開花とほぼ同時期、同地域でタラの芽が始まります。

同科のハリギリとコシアブラが、気の早い?ものから出てくる感じ。

知人の和食料理屋の言うには、タラの芽は認知度が高く人気の山菜で、仕入れ値が高価だそう。栽培もされてますが、天然ものは結構な価格とのこと。

コゴミ

春山菜の定番。アクもクセも少なく、様々な調理ができます。

天ぷら、和え物、炒め物。何でもOK。

シャク

水辺には沢山あります。セリ科らしく、青っぽい強い香りが特徴。

殆ど見向きされない野草ですが、私は好きです。

アザミ

この仲間は種類が多く、どれも食べられます。真ん中の新芽が美味しい。

ツクシ

これまた幾らでも生えてます。ハカマを取るのが面倒ですが、天ぷらなら割と気になりません。

ワラビ

山菜のメジャーな種の一つですね。

案外知られてないですが、ワラビは秋口まで採れます。気温が上がると硬くなるので、春が柔らかくて良いですけど、タイミング次第で夏でも美味しく食べられます。

なので私は春はパスして、初夏以降に採取、春しか採れない種を優先してます。

ナンテンハギ

アズキナ、とも呼ばれますね。

ある岐阜県飛騨方面の民宿では、春山菜の一番人気だそう。

山菜らしいパンチが弱いと言うか?食べやすく、優しい味ですね。

ウルイ

オオギバボウシ、が正式名称。

コバギボウシも含めて「ウルイ」と呼ぶみたいです。

ミヤマイラクサ

蟻酸のあるトゲが生えてて、素手では触れない山菜。結構トゲトゲしてますが、軍手や、何なら服の袖を少し伸ばして触れば何ともないです。棘先が服の繊維に触れれば大丈夫みたいですね。

 

他諸々、春山は食用植物がイッパイ。渓流釣りに行くと河原もあっちこっち気になって仕方無いです。

新緑の緑が美しいこの時期、山を見るとホッとすると言うか。空気感や香りや、色んなものが私は好きです。

渓流魚の釣りを趣味のメインにしてるのですが、この時期は山菜が優先で、釣りがペケになる日が私は多いです。釣り竿持って歩いてるのですが、自分でも何やってるのか、よく分かりません(笑)。

ユキシロに磨かれた、綺麗な魚体。

本流のヤマメたちも、良いプロポーションになってきました。この先はさらにサイズアップしていくでしょう。

折角桜の開花が観られたのに、画像も残さず・・。

山に川に、今回も楽しませて貰えました。