山渓遊びブログ 渓流釣りと採集

岐阜県から 山渓アウトドアライフ

シーズン一本目の尺イワナ・2024年2月

段落ちの荒場に、キツい水流で白波が立っている。早春の釣りは、流れの緩みを探りたい。

ここはパスして上流へ向かおうと、対岸へ渡渉・・する途中、角度を変えて見た荒瀬に、僅かな緩流があると気付きました。

 

どうしようかな。折角だし、そこだけ竿を入れてみよう。渡り返して、再度荒瀬の前へ。

打ち込んですぐに、魚の反応あり。

 

掛かってから荒瀬の中を泳ぐ泳ぐ。

強いな、何だこれ? イワナっぽいが、凄い元気。 

下流側は私が先に渡ろうとした浅場です。とりあえず荒瀬からそちらに誘導。

 

白波から出た魚体は。

 

あれ?! 大きいぞ。尺以上あるだろコレは。

 

おぉ〜、良いイワナ!! 

30cmは全然超えてる。「よぉっし、来た甲斐あった!」と声に出ました。2月に尺上イワナとは、私的に上出来。

 

オスらしい顔付き、格好良いな~。ありがとう、よく出てくれたね。

 

口の中とヒレが黒い。

婚姻色が抜けてませんね。渓流魚の成熟個体は野性味というか、迫力があります。

 

まさかのポイントでの出会い。

あんなキツい(と見える)流れに、今時期に尺上イワナとは、釣った自分がビックリです。我ながらよく、あの緩流に目が留まったものだ。

 

川の流れは、目線の高さと、右岸左岸、上流側下流側で、立ち位置が違うと、印象違いになることが多いです。なので同じポイントでも、見る角度を変えてみると、水深や水流の判断を修正することも出来たりします。

今回はそんなコトが上手くハマりました。

 

アマゴのサイズが上がらなくて、選んだ場所が良くなかったかと、困ってたのですけどね。結果的には選択が大正解となりました。

 

主に冬場の釣りは、居る場所では数が出る、そこで一工夫、二工夫するのが面白さかと思ってます。

活発な魚はとりあえず反応してくれますが、そうでない魚も沢山居ますのでね。そこを上手くやらないと、釣ってる間に魚がスレて、反応が無くなる。

なるべく良い流れから確実に釣るか、細かく順に探るか、考えることは色々。

 

これも良いイワナ。泣き尺です。

アマゴの平均サイズが小さかったのですが、イワナが元気な日、でしたね。

こういうことは、年間通してあります。その日の傾向が掴めても、何故なのかは中々分かりません。それは時間帯かも、釣り方の問題かもしれない。

ただ、冬場の私の行き先ではイワナが一ヵ所で沢山釣れることはあまりなく、アマゴがメインで、イワナは混じって釣れてくる感じ。

今回は小型アマゴばかり相手にしてたので、尺イワナの引きには意表を突かれたと言うか、嬉しい驚きでした。

 

水飛沫が枝に飛んで、アート作品みたいになってました。

雪は少なくなりましたが、寒いわけですね。時折小雪が舞い、渓流沿いの体感は氷点下です。

 

雪融けの斜面からはフキノトウが沢山出ていました。早春にコレを見ると、少し心が温まる気がします。

でも釣りバカの心が一番温まるのは、やはり魚との出会い。

 

2月に良型渓魚が出てくれるのは、正直かなり嬉しい。良い魚と、良い渓と、自然に感謝です。

 

冬と春が入り混じる釣り

先だって2月にしては珍しいくらいの降雨が来ました。奥山も融雪が進み、山肌が出てきています。

しかし、降雨後は恒例?により、寒気が入って冷え込みが。こんな時、渓流釣りは春か冬か、どちらに振れるだろう。

渓魚たちは増水後は動き始めたはず。とは言え今はほぼ平水、そこに時折小雪の舞う条件。

 

早朝はマイナス気温。風が冷たくて、寒く感じました。日陰の渓は、まだまだ完全防寒が要りますね。

 

入渓してすぐの淵で、ちょっとビックリ、5投して5匹、連続で釣れました。6匹目は掛け損なってしまいましたが。

入り難いポイントなので、しばらく釣り人が来てないかも。

 

やや回復して春めいたアマゴと、まだ冬色のアマゴが混じって釣れてきます。

居場所がクッキリと分かれていなくて、微妙なところ。同じポイントでは、どの個体も喰い方は差がそんなに感じられませんでした。

ポイントは厳冬期ほど緩流でなく、でもまだ早瀬ではない。

 

淵の深みの反転流、表層と逆方向に向かう流れから、出てくれました。

これは良い。2月のアマゴに見えない、春色です。今時期にこれなら、初夏頃には尺クラスになりそう。 水中でギラリ!と反射した魚体が、何だかとても大きく見えました。

本流域のアマゴみたいな色合い。26cmくらいでしたが、昨秋に成熟してないのじゃないかな。このサイズなら、婚姻色の名残がある個体が早春は多いのですけどね。

 

魚たちの居場所と反応から、まさに冬と春の端境期。まだ緩流から散っていないが、徐々に流れに入り採餌している感じ。ハリ掛かりしてからの抵抗は、厳冬期より強くなってきました。

 

朝のうちに状況はある程度把握しまして(私なりに)。数的には2月としてはよく釣れました。サイズは小型が多かったですけどね。何尾か釣る中に、20cm超え、更に稀に25cm超えるアマゴが出る。

が、冷え込みがキツく、寒い寒い。日中の気温は3〜4℃ほど。この寒が抜けないことには、本格の春にはならないですね。

 

フキノトウがあちこちに顔を出してます。良いね、季節は進んでます。

 

朝にまずまずの釣果だったので、次はチャレンジ。よく釣れるかどうかでなく、見てみたい、竿を出してみたい、それで行き先と釣りを選ぶのもアリです。私は最近はコレが多いかも。

「まだ早いかな」なポイントの様子見に行きましたが、本当に「まだ早かった」。いくらアマゴ起こしの増水があった後でも、2月はやはり冬でした。これも経験。

 

次の出水か、気温水温の上昇で、魚が瀬に着き、今より広範囲が釣れ始まる、と予想。

季節の変化を感じながらの渓流釣りは、本当に楽しいです。

 

 

冬のアマゴの姿と色合い

渓流釣りで私は、季節ごとに出会いたい魚がいます。

冬の早期の渓では、昨秋に成熟したアマゴが一番の狙い。

 

この色合いは冬独特。

水が温み、融雪増水が来ると、体色が白っぽくなる。

釣り場によりこのタイプは3月にも探せますが、私の行き先では2月の降雨前が出会う率が高めです。

 

オスの顔つきは尖り、格好良い。未成熟魚に比して迫力があります。

昨秋に繁殖行動に参加したオスは、冬でもあまり細い魚体は少ないです。とは言え昨秋の段階では、もっと幅広の体型だったでしょうから、これでも痩せてるのでしょう。

腹部はやはり肉が薄いですね。秋の繁殖期はオスアマゴは体高が上がりますから、早春の体型は、その名残りかと思います。

 

「サビてる」とも表されます。

サビのメカニズムは私は分かりません。秋の産卵期になると、オスの成熟体は婚姻色に染まり、繁殖行動後は黒っぽくなってます。成熟個体は翌年までその体色を残していて、徐々に回復して春の色に変わっていく。

冬の間だけに見られるアマゴの体色には私は、この時期ならではの魅力を感じます。

 

サイズの問題ではない、とも思うのですが、成熟した個体は未成熟魚に比して、平均して良型です。

7寸~8寸くらいが多く、9寸から尺超も時には出る。極寒の渓では、アマゴが25cmもあれば上出来です(私には)。

これを初期の渓流で探して、釣りを当てるのが楽しみなんですね。

 

同寸くらいでも、メスだと痩せてます。

一雨ごとに回復して太くなりますが、長さが増すほどに体型が戻るのには時間が掛かるみたい。

成熟したメスの特徴として、長く伸びた尻鰭。

色、形、何度見ても良い。オスは鼻先が、メスは尻鰭が伸びる。これらは繁殖行動での必要性。

魚体が痩せたメスは、対比として鰭が大きく見えます。これも冬ならでは。

 

こうした越年個体に、割と出会い易い・難いは場所によって差があるようです。

その違いが何なのかと、ずっと探してるのですが、私は答えは見えないまま。

 

初期は場所ムラ・日ムラがあって、良い感じのポイントからよく釣れる、とも言えないところがあります。

冬は冬の魚の着き場を探し、その中でも狙いのアマゴは何処に居て、どうしたら喰うのか。これを当てて、寒い時期限定の姿と出会えるのが、冬の釣りの楽しみの一つと思っています。

 

熊の指定管理鳥獣について

 

県は原則として、人や農作物に被害を与えたクマ以外は、捕獲しても駆除せずに人の怖さなどを学ばせて山に返す「学習放獣」を行っていて、その数は全国最多となっています。

ただ、県が「警報」を発令した場合は「学習放獣」を一旦やめ、捕獲・駆除を進めます。 また、イノシシやシカなどのわなにかかる、いわゆる「錯誤捕獲」されたクマは放獣することになっていますが、警報発令の際は駆除の対象にするとしています。

 

長野県から。

このニュースは、熊が指定管理鳥獣に入ったことからだと思います。

 

先日書いた記事。

 

「指定管理鳥獣」とは、生態系や人の生活環境、農作物などに被害を与える恐れがあるため、個体数の管理が必要な鳥獣、との意味らしい。現にイノシシやシカは林業・農業などに被害が出ており、先に指定管理鳥獣として「有害鳥獣駆除」の対象になっています。

 

随分前に、猪に山で大腿を噛まれて失血死、との事故がありました。野生でなく飼い犬でも人を噛む事件は起きていますし、人間でさえ他者を殺傷することはあり、絶対に安全と言い切れる動物は居ないでしょう。

 

熊に関しては、個人的感想では、報道が過熱し過ぎと思っています。「危険」「不安」をネタにすると、数字が取れるらしいですから、仕方ないのですけどね。

 

事故が起きた際、他の何かと比べて、どの程度危険なのか? その辺を飛ばして危ない部分を強調するのは、誤解の元です。

これは他でも言えること。「新型のウイルスが現れた」であれば、他と比較してどの程度の危険性があり、あるいは致死性か高いのかとか。そうした知識がない人が殆どなわけで(私も)、「よく分からないから怖い」とのイメージを先行させても、不安とストレスが増えるだけです。

私自身、熊には毎年何度も出会っています。

先に書いたように、熊が安全とは私は考えていませんが、物凄く危険な生物だとも感じません。気を付けることは必要ですけど、程度問題かなと。

走ってる車を見て「怖い」とは殆どの人は言わないですね。ところが歩行者が毎年、何百人も撥ねられて亡くなっているのです。歩行者事故の発生率で言えば、熊の数百倍です、死亡数も。

野生獣は基本は大人しくて、日常的に人を襲うものではないです。車も同じで、と言ったら語弊がありそうで、あくまで例え話と思って頂きたいですが。

 

私自身の意見としては、熊による人的被害が多発するようなら、指定管理獣として駆除は止む無し、しかし指定管理だからドンドン捕殺すべしというのはやり過ぎだろう、と言った所です。

 

アマゴ起こしの水出

待望の増水。この出水で、寝ていた?渓魚たちが動き出しました。

早春の大雨は「アマゴ起こし」とも言われていますね。

 

まだ痩せてますけど、魚体のサビを落としたアマゴが流れに入っていました。魚たちは活発に採餌し始めた様子。

 

淵やトロ場付近に魚達が居て、元気な個体から流れの効いた場所に出てくる、そんな感じ。深みの絡んだポイントで、流れを細かく探ると、良い場所では一ヵ所で数が出ます。

その魚達が散らばり、瀬に着くようになれば、いよいよ渓流は春本番

 

昨秋に成熟したメスも、魚体が回復傾向。腹が膨らんでますから、増水の中で沢山食べてるのでしょう。

まだ冬色を残してますが、反応の出方が冬から春に変わりつつ、でした。やはり増水で一気に季節が進みましたね。ここまでの完全冬型の反応とは感触が違う。

 

どの流れで、どんな魚体が出てくるか。ここは私は注視してます。

増水直後は案外、冬は魚の反応が良くない時もあります。水勢が落ち着く頃、今まで何処に居たかと言うくらいに、連続釣果も出て。そんな日に当たるとラッキー。

 

どんなポイントが早春の増水時に魚の反応があるか。

その中で、自分が狙ってる魚は何処に居るか。

大きくはポイントの構えになりますし、小さくはどの流れの筋かと言うような、細かな観察。魚の反応が多い時は、考察のチャンス。

 

このイワナはまだまだ痩せてます。

良い顔付きで、これから更に太く厳つくなってくれそう。

 

こちらはだいぶ回復してますね。増水と相まって、中々良い引きでした。

 

アマゴもイワナも、少し前までと居場所が変わってきました。増水だから当たり前と言えば、そうなんですけども。しかし個体差があって、冬を引いた魚、春めいた魚と、反応が違います。

私の行き先の多くはアマゴ・イワナ両種の混棲域。何処からどちらが出たか、その姿はと、観ることは沢山あります。

 

この個体は尾鰭の欠損が概ね回復してます。傷跡が少なめで、これなら泳ぎ出すのも早いかも知れません。

それにしてもこの、尻鰭の伸び具合と色合いが良い。何度見ても私はこれが好きです。

この魚は私的に意外な流れから出ました。一応打ってみたら「そっちから?」みたいな。こうした予想外が起きるのも楽しいです。

 

落ち込みの周辺は何処も強く白波が立ってます。これで水棲昆虫が流れ、魚たちがそれを食べて体力を回復する。

 

雨後には、冷え込みが入るのが冬のパターン。

今後暫くは冬の釣りを意識しつつ、動き始めた魚たちに合わせた春の釣りをしていきます。

この増水で、渓流の春が近付きました。

 

南風の雨で増水

先回の釣行記事で、「渇水が酷い」と書きました。

雨降って欲しいところでしたが、今回は大雨増水により、撤収することに。何でこうも極端なんだろう?

とは言え、今回は南風の暖かい雨。魚達の動きが変わる出水です。

 

朝から降雨でしたが、気象予報通りなら、午前中は釣りが出来そう。

融雪を加えた急な増水を考え、地形を知った渓へ。悪天候の日は無理せず、勝手の分かる場所に行くのが安心ですね。

 

流れの緩むポイントから反応あり。

良い雰囲気の三年魚のオス。私の好きなタイプです。魚体がまだ冬模様ですね。

 

結構強く雨が降り、水が動いています。

落ち葉等が流されてきて、何とも釣り難い。水勢が増し、濁りが入るのは時間の問題だろう、な状況。

 

早春の増水で、淵底に沈んだ葉っぱなどが流されると、そこから一気に渓魚の動きと姿が春っぽくなります。逆に、川苔が古く、落ち葉が川底に溜まってる時はまだ、渓は冬モードですね。

 

雨の日にカナワンのは、写真が綺麗に撮れない事。

レンズは曇るし、ピンボケするし。まずまず良い雰囲気の魚が何尾か居たのですが、ボツ画像が連発・・。

 

これも良い雰囲気のオス。冬色の渓魚には、今時期にしか見られない美しさがあって、私は好きなんですよね。

 

チビッ子アマゴが何尾か釣れ、徐々に流れの効いた方へ狙いをズラしていくと掛かってくれました。そこそこに良型が入ってる流れのヒントは、小アマゴから貰えることは多いものです。

 

冬の増水時の釣りは、流れの緩みを探します。まだ速い流れに出て捕食する渓魚は少ないですからね。

あまり動かない冬の魚も、さすがに増水となれば場所を移動するみたい。ある程度水深のある緩流帯は、狙い目ですね。

 

良いイワナだったけど、この時土砂降りで画像が・・。

 

そうこうするうち、昼過ぎには怪しい水色になりました。

もうこうなると、釣りは止め。後ろ髪引かれますが、仕方なし。

 

でも、まだ出来ることはある。

こんな時は、濁りの入り易い・入り難い場所を見回ります。知っておけば次以降、役立つハズ。

 

初期の渓魚は、淵やトロ場に群れてることが多いです。

その中でもテッパンな、割といつも好反応な場所、水の状況次第な場所、良い感じなのにイマイチな場所と、様々。

ここ数年の初期は、そうした冬渓の観察に時間を充ててきました。狙いは年越しの三年魚。

その甲斐あってか、越年個体には以前よりは出会えるようになったと思います。これを継続して追いつつ、そろそろ冬の次のテーマへ行きたいところ。

 

待望の増水で、渓は春モードに移行しそうです。もう少し、冬渓を追いたい気もしますが、春めいた渓魚も探したい。今年は増水により、冬の釣りは一区切りかと。

 

もう暫くは寒の戻りもありますから、本格の春までは冬と春の釣りを取り混ぜることになります。

 

今回は釣行時間が短かくなってしまいましたが、良い日に当たれば、次回からは春の釣りが出来そうで楽しみです。

高原川漁協から

 

Microsoft Word - 渓流魚の常識.docx (takaharagawa.com)

 

近年の研究により継代養殖魚の放流は必ずしも効果的な渓流魚の増殖方法ではないことが解ってきており、場合によっては野生渓流魚資源に悪い影響を与えることさえあるようです。

当組合では、令和6年の漁業権切替を境にヤマメ・イワナの増殖方針を大きく転換することとし、野生魚による自然産卵の促進に重点を置くこととしています。

それには野生親魚(特に♀)が産卵期に多く生息していることが重要で、行使・遊漁規則にヤマメ・イワナの採捕数制限の規定を導入しました。今回の規則化では上限が20尾と平均的な釣果からすると多いため、親魚保護の大きい効果は期待できないかもしれませんが、渓流魚を本当に増やすための方向として肯定的にとらえていただき遵守をお願いします。また、大型のメス親魚は増殖に大きく寄与しますので、なるべくなら再放流をしてください。

 

いわな20尾 やまめ20尾

 

岐阜県飛騨地区の高原川漁協。

県内では、釣果の尾数制限は初めての試みではなかったかと。

一度に20尾もの渓魚の持ち帰りは、私はもっと少なくても良いと思う派です。ここは色んな意見があるでしょうが、今まで無制限であったと考えたら、随分進んだ話かと感じました。

 

 

このところ、「放流しても魚は増えない」との研究結果が発表されています。

 

 

河川における魚の放流が魚類群集に与える影響を検証。魚のふ化放流は多くの場合で放流対象種を増やす効果はなく、むしろ、その種を含む生物群集を減らすことを明らかにした。

漁業対象種のふ化放流は、国内外に広く普及している。だが、こうした放流では自然界には生じえない規模の大量の稚魚を放つため、生態系のバランスを損ね、魚類群集全体に長期的な悪影響を及ぼす可能性が指摘されていた。今回の研究結果は、持続可能な魚類の資源管理や生物多様性保全に対する放流の効果は限定的であり、生息環境の復元などの別の抜本的対策が求められることを示している。

 

高原川漁協が研究結果をいち早く取り入れたのは、フットワークが軽いと言いますか、とても良い事と思います。

以前に成魚放流を止めたと聞いた時は、個人的には拍手していました。

河川の釣り堀化には正直、私は疑問を感じます。とは言え、漁場管理の形態としては否定も出来ず、釣り客のニーズと漁協の方針の兼ね合いがありますね。変更するのは大変で、管理は難しいのだと想像しています。

 

今後何年後かに高原川で、良い結果が出ることを祈りつつ。

私も実際に竿を出して、釣って、見てみたいと思っています。