私は釣りのバラシの中で、イト切れが最も嫌い。
それが続いたので、このままでは引けなくなりました。
いっそ河川を変えて、精神的にリフレッシュも考えましたが。
当初の計画の場所を釣ってないし、デカいイワナが脳内に焼き付いて離れません。移動はナシにして、続行です。
気合い十分、次に出たら、どうやろうか。
夏らしい、カンゾウの花が咲いてます。ほんのり甘く、美味しいです。
茹でて、ポン酢+マヨネーズが私は好き。
地図で気になってた場所に行きました。
木の陰に隠れて釣っていたら、対岸のすぐ上流側に何やら動くものが。
「熊じゃん!」
ザブザブと川に入り近付いてきます。途中で私に気付いたようで、進路変更。4〜5メートル上流に着き、山に走って行きました。
私の方も、近くなるまで気付いてなくて(←釣りに集中していて、この時は上流側を見てなかった。
カメラ、カメラ!ってやってる間に、熊は去ってしまい。惜しいな〜、こんな近距離で激写する機会は滅多に無いのに(←私は熊があまり怖くない。ヒグマじゃないですよ、ツキノワ。
ポイントを荒らされて(?)ここまで。でも、すぐ近くで見られてラッキーでした。
気を取り直し、次。
40up頂き。
あぁ、良かった。何とか良いサイズが獲れた(逃した魚よりは小さいけど)。
掛けてすぐに、下流の波立ちに入られました。まずは流芯から魚を出さないとマズい(下はキツい瀬)。
チラリと見える姿は大型。素早く動き、先手は取らせません。
「出たね、これは絶対に捕るよ!」と声に出しました。
良い色だ。嬉しい出会いです。
この一尾に出会えて、溜飲を大分下げました。
見た目より底流れが早い。その水流が幾筋も絡み、流下が緩む場所。
最初の魚はレギュラーサイズのアマゴ。まだ出るだろうと、しばし粘って捕りました。
アマゴより上流側で出まして、好場所ではどこから何が反応したかの観察は、大事と思ってます。
ここ最近、良型イワナに縁があるみたいで、良いサイズが何尾か。
例年夏入り頃、良型イワナによく出会います。特に今年は当たってますね。
それでも、40cm超えはそう沢山は釣れません。
イト切れは悔しく、しかも中々見ない大型だったので、かなり痛くて。
でもこんな事が起きると、あらためて気を付けるし、気合い入るし、まさに失敗は成功の母かも。
夏場の暑い時間帯は、魚が弱りやすい。
撮影は水からなるべく出さず、短時間で済ませるのが良いですね。
シッカリ記録したいし、元気に川に戻したいしで、悩ましいところです。
前に書きましたが、このところ、久しぶり河川の再開拓中です。年数が過ぎて変わっていて、まだまだ竿を出したい箇所が沢山。
ただ、どうもアマゴの平均サイズが上がりません。8〜9寸までは出るのですが、20cm前後が多く、全体的に小振りです。以前はもっと良型が混ざったのですがね。
とは言え思うところありで、もうしばし探る予定。
大型のバラシは悔しかったけど。
良いイワナ(と熊)に出会えたことだし。終わってみれば、楽しかったなと。
それと、面白いポイントも見付けましてね。あれは水が出たら楽しそう。
とにかく今は暑くて、雨待ちですね。