山渓遊びブログ 渓流釣りと採集

岐阜県から 山渓アウトドアライフ

渓流の釣果のカウント

私は「渓流釣りが上手くなりたい」と、長く続けてきました。中々思うようにならないのですが。

究極形として、思い付く例を書くと「一投一尾で外れ無し、その全てが大型渓魚」・・って物凄いですね。

「毎釣行、尺上渓魚を釣る。どの時期、どんな条件でも」これは難しいですが、大型魚が確実に居る河川なら、不可能ではない、はず。でも今の私には、全然無理。

 

私は釣りを通して自然を知り、自然を知ることで渓流魚に近付きたいと考えています。

釣果が上がるのは、相手となる魚と、周囲の自然を理解する、その過程を経た結果だろうと。

 

釣果の評価として、数、サイズ、大物の数などなど。

私は細かく釣獲数を数えていません。カウントしてるのは、30cmを超す渓流魚(尺上)。対象はイワナとアマゴ(+ヤマメ)。

これは単純に、釣った尺上渓魚の尾数で、魚のタイプや場所は不問としています。源流イワナでも、本流アマゴでも、一尾は一尾。ただし、放流成魚はノーカウント。

それともう一つ、40cmを超す魚の数も記録に残しています。

これは人によっては、アマゴ・ヤマメのみとか。ニジマスやブラウンを渓魚に入れるか外すか。または何㎝以上を数えるとかも、個々様々ですね。

 

魚のタイプや釣り場により、同サイズでも釣りの難易度は同じではありません。

この辺は数値化が出来ないですから、尺寸法からの「一尺」を私は基準値にしました。

メジャーを用意するのは、「これは!」と感じた魚限定、それ以外は、今のは35cmくらいだった、というような曖昧な計測です。

 

当ブログでは、サイズも数もあまり出していません。私が発信したいのはそこではないですのでね。

数え方としては1日単位と、月別と、シーズンまとめ。釣行先、その日の条件や時間帯も添え、手書きしてます。

毎回同じ河川ばかり行くわけではないですから、どの時期にどこで実績が高いか低いか、これは何年か通すと見え易いです。

 

「釣れなくても満足」のような達観した感性は、私には無くて。

釣れなきゃ面白くないし、悔しいです。そして同じ釣るなら、綺麗で格好良い、野生の渓魚が釣りたい。

養殖の大物より、天然の小物。みたいに、魚質に拘りはあります。

 

目指す方向性は経験で変化しますが、良型が釣れると嬉しいのは、そんなに変わりそうにない。

自然を理解する事を目指しても、その出来具合は感覚的判定になります。対して釣果は数値に見え、誰の目にも分かり易いです。

また自然環境は変化し続けていて、同じ河川に通うばかりでは、安定した釣果は難しい。良い年も良くない年もあり、釣り場選択の引き出しが多いことも、釣り人の実力の一面。

その目安を、記憶違い無く頭に入れて使うには、欲しい相手との遭遇数を数えて、河川と時期を記録するのは有効だろう、と思っています。