前記事では甥との釣りでした。そこで良型イワナをバラしてて、こんな猛暑渇水の条件で、よく出てきたなと?
水が微温くて、日当たりの良い浅瀬は、渓流魚にはかなり厳しい状況。
甥を送ってから、2人で歩いた場所を再訪し、単独で延長戦です。
何と。
膝下ほどの浅場でガツンとアタリ、イワナ40upが出てくれました。ポイントからすると想定外の魚のサイズに、掛けた私がビックリ。
川底が丸見えなほどの減水なのに、よくこんなサイズが喰ったな。
実は前記事でバラシたのも、チャラチャラの支流の、水深のない浅場でした。今の魚の居場所の、一つの傾向かもです。
浅瀬で掛けると、水面でバタバタ暴れるので、バラシが増えるのですがね。
綺麗な色合いのイワナ。
夏痩せはしておらず、良い体躯。これまた不思議です。こんな雨が降らない猛暑で、どうやって何を食べてるのかな?
水温が上がり、パワーが落ちるかと言うと、今のところそんな感じは無し。全然元気です。
ただ、ヤリトリで頭を出して空気を吸わせると、一気に弱る。取り込んでからは、手早く撮影し、チャッとリリース。・・とやってると、失敗画像が増えまして。今回は夏太りアマゴの写真がピンボケでした。
ここ最近探っている河川は、イワナが当たります。アマゴも沢山居ますが、平均サイズが小さめ。
今年がそうなのか、近年がそうなのか? 6月にはアマゴ40upが出ましたが、それっきり。あんな魚が何処かには居るわけで、釣れない自分が歯痒いところです。
こうして「謎」「不思議」「疑問」が見付かると、しばしそれらを追いたくなります。
久しぶりの河川や新規の場所では、分かるようで分からないことが沢山。これが面白いです。
渓魚を育てる環境は、ある。それはイワナを見ていれば間違いない。
ならば良型アマゴはどうしてるのだろうか?
そもそも何故にイワナがこうも元気なのだ?
私はイワナも好きで、大型が出るとなれば喜んで釣りに行きます。ところが良いアマゴも狙いたいと、贅沢考えてるのですよね。
それにしても、夏入りしてから、これだけ良型のイワナが続けて釣れるのは、私は初めてじゃないかな。
先に書いた通り、流れが弱くなってる状況で、今回のイワナ達はやや浅場に出ていました。これは時間帯によるものだろうか。
ここぞの淵では、結構頑張ったのですが、完封負け。居ないのでなく、私が釣れないだけだと思いますけどね。
ある瀬のポイントでは、レギュラーサイズのアマゴが連荘。一瀬で十数匹も釣れました(9寸まで)。アマゴ・イワナ両種出そうなのに、ここは大分打ちましたが、結局釣果はアマゴのみ。何でだ??
どうもこの夏、不思議続きで新鮮なのは、メインの釣り場を変えてるから、もありますね。
40cm上となると、イワナもそうは釣れません。それが今年は当たってます。アマゴが喰う分の餌まで、イワナが食べてる? そんなハズない気がするけど。
気象予報では、暫くは雨は無し、猛暑続きとのこと。これ以上に水が下がると、水温上昇と相まって、そろそろヤバい。
近年では私の地域は2018年が猛暑年でしたが、それに匹敵する状況になって来ていて、水源地の降雨の少なさはあの時以上かも? 2018年は、一ヶ月くらいまともな降雨がなくて、野草が枯れてましたからね。
自然条件は様々ですからね。暑い夏の謎解きを楽しみたいと思っています。