山渓遊びブログ 渓流釣りと採集

岐阜県から 山渓アウトドアライフ

ミズの実(ミズコブ)採り+釣りの愚痴

ミズとは正式名称はウワバミソウ、水辺の山菜です。これが夏の終わり頃からムカゴを着けるので、それを集めます。

シャキッ、コリッとして、軽くヌメリ感あり、とても食感が良い。晩夏から初秋の楽しみです。

 

葉を取り除き、調理します。が、あまり綺麗に取らなくて、適当に千切るくらいで大丈夫。

天ぷら、お浸し、炒め物、〇〇漬け等。(←〇〇は割と何でもヨシ。私は茹でてから麺つゆに漬けて、ツマミにしています。

 

 

ウワバミソウの本体は、皮を剥いて茎を食べます。春の新芽なら、葉ごと天ぷらもOK。

私的には茎は「モヤシ」みたいなもの、ですね。モヤシの代用に使えば、大体同じように調理できます。

「サッパリ系」で、クセもアクも無く(弱く)、食感が命の山菜。というと言い過ぎかも? 単体で食べるより、何かの料理に入れるのが私は好き。

 

コブの方も、何かに混ぜても、味はケンカしません。ただ、食感から、私はコブは単体で戴いています。

渓流の近くによく群生してるので、釣りの最中にも採集できて、嬉しい山菜です。

 

ミズの生える沢沿いでは、トリカブトの花が咲いていました。

夏の気温のピークが過ぎる頃に咲く花。綺麗ですが、猛毒なんですよね。

まだまだ暑さが厳しいですが、この花が現れたということは、山は秋に入ったと見て良さそうです。体感的にはまだ夏を引いて、秋と夏が混在しているタイミング、と思います。

 

 

さて。

「釣りの愚痴」の始まり。

 

「雨降らな過ぎ!!」

もう、この一言に尽きる。

一時的に雨が遠いのは毎年ありますが、もう2ヶ月近くも渇水が続く、異例の事態になりました。

今回、朝一で見た流れは、今年一番の水量の少なさ。楽しみの世界にネガティブな話題は控えたいのですが、ドンヨリした水流と汚れた川底には正直、ストレスを感じるレベルです。私自身が渇水が嫌いなので、尚更。

 

トリカブトの花の時期の渇水は、渓流釣りにはかなり厳しいと私は思ってます。魚が夏から秋へ移行する時期に、産卵を控えた良型が追跡し難くなる、しかし多少でも水が走れば、魚は動きますのでね。また渇水が一時的なものであれば、それまでのシーズンの流れから、幾らかでも釣りの予測が立ち易いのですが。

 

お天道様に文句言っても仕方無い。

地域差で秋への移ろいが違いますから、釣果期待なら、別所へ転身するのも正解でしょう。

この時期、この条件で、コンスタントに釣果を出されてる方は、本当に凄いです。

 

まだ夏の地域を覗いてみました。

7~8寸くらいのアマゴ達は元気で、割と良い反応をしてくれます。

入り易い場所は砂地が足跡だらけ、雨が来ないから釣り人の痕跡も消えません。2か月も大きなリセットが無いわけですね。

 

毎日毎日、気象予報とニラメッコしてるわけですが。

水源地には大きな水の動きになる雨の気配は全く無し。本当、どうなってんのかな。

 

大増水、とまで行かずも、とにかく川底のアクを流す程度には水が動いて欲しい。

このまま渓流シーズンの後半が渇水のまま終わらないことを祈っています。