山渓遊びブログ 渓流釣りと採集

岐阜県から 山渓アウトドアライフ

キノコ探しと渓流釣り

私は趣味のメインが渓流釣りで、休日は一年中山渓で遊び、渓流釣りのヒントを探しています。

その意味で、キノコ探しは非常に良い。渓流オフシーズンが主な期間ですが、解禁中でも観察対象として面白いです。

 

山を見て、歩くルートを考えて、狙いのキノコ(獲物)を探すのは、意識面が渓流釣りにとても近い。魚を掛けるまでの過程に、感覚が似ているのです。

渓流オフシーズンにも山を歩き、次シーズンに向けて体が鈍らない様、足腰を使うのも良し。

 

また、地形、日照、植生等々の観察が要るので、山渓の知識を増やすには絶好のアイテム。渓流釣りは山との接点が多いですからね。

実際、キノコを見るようになってから、気候や環境の変化と渓魚の動きの連動性について考え、魚を追跡する知識が増えたと感じています。

 

元々サバイバル系アウトドアを志向していて、野山の食材を採取する知識が欲しいと考えていました。キノコが「食い物」でなければ、追求しなかったかもしれません。

危険な毒を持つものもあって、食べるのならしっかり覚えないと、間違うと大変。これがまた、好奇心を刺激します。逆から言えば、覚えてしまえば、野山の旬の食材が、楽しみと一緒手に入りますのでね。

 

今はサバイバル術の向上より、渓流釣りを中心に山渓の知見を増やし、広く楽しむことがテーマ。

 

やっていくうちに、「山渓のものたちの繋がり」に関心が向いてきました。

キノコだけでも、物凄く奥が深い。それこそ一生掛けても追い切れないでしょう。まして私のように、中心が違うところにあれば尚更。

渓流魚の棲息は、山の環境と密接な関係にあります。これらを考察する事が好きで、始めてみたらキノコは非常に面白いと気付き、今ではドハマり。

上述のように、私には渓流オフシーズンの山入は、良いことだらけです。

 

「渓流釣り、山菜採り、キノコ採りは、セットで山渓の遊び」と先達が言われてました。あくまで私なりに、この言葉の意味するところが近年、ようやく分かってきた気がしています。

先達は3つでワンセットにされていましたが、私は山菜キノコ採集は一つのグループで、「渓流釣りと採集」で落ち着きました。

 

渓流釣りも山菜キノコ採集もやる人は沢山居ますが、何処を中心にするかも、またその配分も、取り組み方は人それぞれ。

 

私はこれら自然の体験から得た知識を組み合わせて、活かせる考察に構築する事に楽しさを感じています。

植物類・菌類の観察から、季節の流れと自然の変化を見付け、渓流釣りに対応する。これで釣果が出れば、自然の事がさらに理解できたようで嬉しいです。