息子の高校卒業、娘の中学卒業が近付き、何かとバタバタしてるこの頃。
しかし時間があれば渓に行きたい。
何度か釣行していても、この時期を知らない渓に入りました。
今年は積雪が大したことがなく、昨年は近付き難かった場所でも行けます。と言っても短時間なので、そんなに奥地でもないですけどね。
アマゴ、イワナと、何尾か釣って、メインポイントは流れの緩い場所だよな、と思っていたら。
流芯に入ってるアマゴが居ました。
足場が悪く、こんな撮影でゴメンなさい。
昨年の成熟体ですね。サイズは7寸チョイってところ。
鱗の反射が消えた、ヌメリ肌です。本年初めて見ました。
私はこのタイプが好きで、出現率が高い河川の環境に興味があります。
その意味では、今時期にここを選んでよかった。
しかしこのタイプは数が少ないのか、あまり多くは出会えません。今回もこれ一尾のみ。これは稚魚放流か、その血筋の天然だろうと推察します。
世代交代はし難いと言われる放流魚でも、一部は河川に馴染んでいます。それが良い悪いには、意見色々とは思いますが。
今まではタイプ違いの渓魚を見ても、それが多い少ないくらいしか気にしませんでしたが、ではそれは何故なのかに関心が出てきました。
それが朧気ながら、実際に釣りをした感触から、分かることがあるように思っています。
その考察はまだまだ公開するレベルのものでもなく、しかし居そうな渓は少し分かるようになりました。
鱗の反射の消えたアマゴは、追い掛けてみたいテーマです。