好きで仕方ない事があると、そればかり考えてしまい、他に気が回らなくなる、なんて事態にもなります。
そんな時、人は幸せですからね。好きな事(人)があるって、素晴らしいです。仕事が手に着かないとか、家庭がまるで放ったらかしとか、そんな事があるのならマズいですけどね。
好きな事を沢山考えて、時間とエネルギーを費やすことを、良い方で「情熱」、悪い方で「依存」と言うようです。ちなみに依存の対義語は「自立」。
何にハマるのも良いのですが、それがトータルで好影響か、悪影響か、ここが分かれ目かなと。
私は趣味で渓流釣りにドハマりしてますが、それが「依存」ではなく、「情熱」だと認識しています。渓流釣りとその周囲のアウトドア遊びは、間違いなく実生活に好影響を与えてくれますから。
忙しさに追われる日々の中でも、合間の時間や休日をどう過ごすのかは、人生の充実と大きく関係すると想うのです。
「依存」とは、他人や組織、モノに愛情や支持、保護、援助を求め、それがなくては生きていけない状態であり、行為や思考のコントロール障害といわれています。
・・とのこと。
足りない何かを埋めるのを、人や物に頼らざるを得ない、って事でしょうか?
誰でも周囲の力添えで前進する事はあるでしょうから、程度問題な気がしますね。
ちなみに私は、アルコール依存症と、ゲーム依存症の人にはお会いしたことがあります。病状を聞く限り、怖いですね。
それと、「症」ではないのでしょうが、他にも色々。
女性あるある→子育てが終わる頃、その先が不安になり鬱状態。
男性あるある→定年退職し、家にいるようになったら途端に痴呆。
これらは勿論、ごく一部のことではあるにしても、防げるものなら防ぎたい。
子育てにしろ仕事にしろ、一所懸命頑張った後に病むとかは、この話で言うところの依存かと思えます。支えを失った、のかなと。
ここで必要なのは、何かに寄り掛かっているのを自覚して、自立した価値観を持つこと、ですかね。
私は山渓の遊びに傾倒して、良い結果に触れることが出来ると、それは気分良く日々を過ごせています。嫌なことが起きてもやり過ごせますし。
これが無くなると想像すると、かなり痛い。大怪我や大病で、好きなことが継続できなくなるのは、ツラいでしょうね。
とは言え、健康体のうちからあまり心配するのは、体に良くないです。
山渓が良いことの一つは、普段使わない体と頭を動かすこと。危険のない範囲であれば、健康には良い趣味だと思っています。