今シーズンの渓流釣りは、残すところ後一ヶ月。
久しぶり河川の再開拓を今年してきて、「増水したら面白そう」なポイントが幾つか見つけてあります。
しかし、全っっっ然雨が来なくて、待てど暮らせど増水しない。いつまで続く、この渇水。
折角歩き回ってリサーチしたのですが、もう今年は残り時間が足らず、今後降雨増水が来ても、おそらく回り切れません。渇水の時に地形を良く観察出来た、と言うことで、お楽しみは来年以降かな。本当に良いポイントなのか、正直未知数ですけどね。
今回、ちょっと短時間ですが、増水を待っていられないので、この状況を探りに行きました。実はシーズン終盤になってきて、やや焦りもあるのが正直なところ。
朝一、第一投で反応、綺麗なアマゴが出てくれました。幸先ヨシ。
オスらしい、尖った顔付きも良い。
イワナ、アマゴと、まずまず釣れる。
今時期にこの渇水状況なら、反応は良い方かな。だけどサイズはあまり上がりません。
ここはちょっとした淵なんですが、場所的には魚が遡上すれば、着くポイントだと思うのですよね。今は流れが弱くて、渓魚が動いてる感が乏しいですけども。
状況はある程度分かったので、あまり粘らず移動し、次のポイントへ。
色合いのクッキリしたアマゴ。パーマークが個性的です。
ウロコの反射が少ないのは、時期的なものか、この個体がたまたまなのか。
やはり、色が濃い目な個体が多そう。
薄銀化っぽいアマゴもいましたが、ここは居着きタイプの魚がメインでした。
やはり移動性の高い魚は、ここらはあまり動いてなさそうです。この場所も良型渓魚が着きそうなのですが。
今日は時間もないし。
幾らか魚が遊んでくれただけでも良しとしよう。あわよくばガツンと!とか考えてましたが、甘くない。
移動中、ミヤマクワガタのメスが。
ついつい拾っちゃうのですよ。幼少時から今まで、私はクワガタが好きです。
近年、あまり探さなくなったけど、見かけると足が止まります。
山にミョウガの自生地があって、少しだけ頂いてきました。
折角出向いたのだし、色々見てこなきゃ。
・・・って実は。
最後に勝負掛けて、「ここぞ」のポイントに竿を出しに行ったのですが。
何っっにも反応なしで空振り。所謂「撃沈」と言うやつです(苦笑。
私は渓流釣りでは渇水が好きじゃないので、どうも今年はスッキリしない釣行が続いてます。
台風が発生しても、今年は私の地域には殆ど影響ないし、今後もしばらくは無いっぽい。
出水があれば楽しそう、と言いつつ、もう二ヶ月近く、良い水走りが来ません。
天候の事は言っても仕方ない。
残り一ヵ月。水の動きが良くなることを期待して、今シーズン最終の渓流を楽しみたいです。