甥っ子(小5)と釣りに。(←実は6年生だと思い込んでました。
前々から渓流釣りに興味があったらしく、「いつか一緒に行こう」と話してまして、夏休みに入り、計画実行です。
何となくで釣ってみて、まだ渓魚は一尾も手にしていない。何をどうすれば良いのか?とのこと。
前夜発で車中泊、朝一番から釣り場に立ちました。
まずは私がやって見せよう。簡単に釣りを説明し、竿を出したところ、秒で一尾目のアマゴが出てくれました(←自分がビックリ。
「凄い!何で!?」と甥のリアクションが嬉しい私(笑)。更に説明を加えて、今度は本人が釣り開始。私はここからは後ろで少し竿を出すことにして、サポートです。
暫くして、「掛かった!」
おー、おめでとう! 人生初アマゴだね。これは私もかなり嬉しい。
猛暑渇水の厳し目な条件で、どうなるかと思いましたが、「渓魚を釣って貰う」ミッションは朝一でクリアです。
一応書き添えますと、甥っ子は小5にしては、だいぶデカいです(身長165cm。手は私より大きい。
私が今までに、ウチの息子も含めて子供と釣りをした経験から、
・子供は釣れないとイヤになる
・前説が長いと結局聞いてない
ここらは多くの子に共通だと。大人もかも?
サイズや魚質の云々、釣り方の注意等々は、後にして。釣れて嬉しい、と感じて貰うのが一番。詳しい解説は、楽しいからもっと知りたいとの想いが出てから、ですね。
まずは実戦、詳細は後、が私流です。ただし、子供に釣って貰うのは、中々に難儀。
ちょっと驚いたのは、釣り人の多さ。各所に人が居ます。・・と言っても仕方無いので、支流の「マニアック」なポイントを廻りました。
ある意味で丁度良くて、丸っきりの初心者の子供だと、大きな本流よりも、川幅のない支流の方が釣り易いです。
甥の場合、釣り以外のお楽しみが結構大事なタイプらしい。釣り竿を置いて、アチコチ見て歩いてます。
それもヨシ。魚以外にも見るものは沢山あるのが、山渓の良いところです。
子供も興味には個人差があって、渓流釣りの楽しみ方はそれぞれ。これは大人も同様ですね。
甥は「サバイバル系」の気質で、自然への関心が強め。
ちなみに私の弟の子なんですが、弟は狩猟をやります。対象は鹿や猪。甥は幼少時から父親と一緒に山入してました。
私は渓流釣りと採集が趣味。合わせ技としては、アウトドア派には良い環境設定ですね。
同じ環境に育っても、趣味志向まで同じにはなりません。私達大人は、それぞれの個性が伸びるようフォローすれば良いかと。押し付けず、無理強いせず。それは釣りでも、ですね。
そこそこに魚の反応が拾えていて、密かに「型」を見て欲しいなと考えてたら。
甥の目の前で、私が良型のアマゴとイワナをバラすと言う、大失態を演じました。イワナは余裕の尺上だったし、惜しいことを(←この話、後に続きます。
「今日は運が悪いみたいだね!」とか言われると、苦笑いするしかない・・。いやいや、甥に掛けて欲しかったのですがね。獲れてもバラしても、間違いなく良い経験なのでね。
ちょっと飽き性っぽいので、今後どうなるかは分かりませんけど、アウトドア遊びの幅を広げるキッカケになれば。
念願の渓流魚と対面が叶ったし、「楽しい!」と言ってくれてたので、成功でしょう。行く先々でポツポツとアマゴ、イワナが出て、綺麗な渓と景色を見てくれたのも良かった。
また機会を作って、一緒に遊ぼうな。