山渓遊びブログ 渓流釣りと採集

岐阜県から 山渓アウトドアライフ

釣友の釣果

先般、我ながら目の付け所が良くて、いつもなら飛ばしそうなポイントで楽しい釣りが出来ました。

それを仲間に共有したのですが、その区間で尺上渓魚が連発したとの報告が。

 

マジか~、教えなきゃ良かった! と言うのは冗談(笑)。

 

友人が喜んでくれれば、私も嬉しい。

このところ、誰かの案内をしたり、釣り場の紹介をしたりで、友人が良い釣りをしてくれることがあるんですね。こんな時、「やはりそこに良型が居た」となれば、自分の見立てが証明されると思うわけです。毎回上手くはいかないですけども。

先々週は案内した友人が尺上イワナ2本も釣ってくれて、私はバラシて終わるという展開もありました。バラシは単に私が下手だった、ってことですが、廻った場所は良かった。

 

私の持論では釣果への必要項は、場所→タイミング→道具→技術(+運)の順。一丁目一番地は「場所」だと考えてます。

魚が居るポイントを選ばないことには、釣りようが無いですから。

自分が釣らなくても、誰かに教えた時にその人が釣ってくれたなら。その結果も自身の今後の予想に取り込めます。

 

私も誰彼構わずに情報を出すわけではないです。そこは親しい仲間だからこそ。それにポイントの詳細までは、たとえ友人でも控えます。自分で魚を探すのも面白味ですしね。

 

ちょっと昔話をしますと。

誰かとの同行時、自分が釣れない時に相方が良型を釣ろうものなら、頭をチンチンに熱くして、鬼のように集中して釣りをしていました。まぁ、それで自分も釣れるとは限らないのですが(笑)。

私の場合、誰かと比べて勝ち負けを言うのは、あまりどうでも良くて。

釣れる人が居るのに、自分が釣れない事が放っておけなかったのです。あ、今もそれはあるかな(笑)。

冒頭に戻して、目の付け所については、少し前にある本流で友人と釣った時。

この人は腕達者で、良く釣ります。

そこで「どの辺が良さそうか」など意見交換をした際、「ピン!」とくるヒントがあったのです。おそらく本人は、普通に釣り話をしてるだけだったでしょう。

それで彼がどこを狙ってるか、また私自身がどこから魚の反応を拾えたかを、よく観察していました。釣り人が多く魚がスレた河川では、釣り方は勿論、ポイント選びにも工夫が要ります。

釣り荒れた河川で釣果を出すのは技術、そして思考の柔軟性だと思います(←それが難しい)。

こうして他者から得たヒントで考察を組み、自身で見付けた釣り方やポイントからのヒントでまた別の他者がと回していけば、皆で楽しいなと。

私一人で釣っていても気付かないことに、気付かせて貰える。

基本が単独行の多い渓流釣りで、仲間の存在はとても大きいと思うこの頃です。