私が山菜の東西横綱にしているのは、ギョウジャニンニクとオオナルコユリ。単に私の好みですけども。美味しくて、レア度高めで、見付けると喜びの声が出ます。
両親が「オオナルコユリを食べたことがない」と言うので、私も採りたいしで、山行しました。
せっかくですから、釣りもします。
試したいことがあって、まずは本流ヤマメ狙い。
しかし。
・・・この水色、どうしよう。画像手前は浅瀬ですが、30cmの川底が見えません。
だけど泥濁りじゃないし、何とかせねば。
幸先よくまずまずのサイズで、9寸ほど。
ポイントを探るのに時間が掛かります。
川底がまるで見えないので、カンが頼り。こんな時は、ある程度知ったポイントへ入らないと難しい。
よし出た! で、尺上ウグイ登場(笑)。
なんだよ、良い手応えと思ったのに。って、魚の悪口言っちゃイケマセンね。
それにしても、背景の水色が何とも・・。
ヤマメたちは良い太さになってる。どこかには大型も居そうだ。
こんな状況でもポツポツとはアタリがありますけど、やはりちと厳し目ですね。
食ってくる魚は居る。しかし「出そう」な流れでも無反応なのは、何かが足りないのだよな?
試しに仕掛けと釣り方を変えてヤマメを狙ってみて、イケそうなので、また水の良い時にやってみよう。
腰据えて釣りたいですが、昼前に切り上げて山入。
今回の大本命のオオナルコユリ。
軽く茹でるだけで、調味料が要りません。
甘みがあり、生食も出来そうですが、湯を通すと青っぽさが薄まって、美味しい。柔らかいがしっかりしたアスパラのような食感。私は大好物です。
嬉しいな~、今年も出会えた。
自生地が中々見付からなくて、今回も歩き回って、新たにコロニーを1箇所発見出来ました。
数が少ないので、間引きで数本だけ採取。
沢の近くの斜面に出るので、ちょいちょいと竿を。こちらは本流のような濁りは無し。
谷ヤマメも良いですね。凄く綺麗。天然魚!って感じがします。
イワナが優勢で、ヤマメは時々来てくれます。じゃなくて、山菜が優先で、時々釣りもします(笑)。
沢の方は、釣り人の多さに驚きました。本流を諦めて来てるのかも。山菜採りの人も沢山。GW、恐るべし。
この時期は右も左も、山は食用植物だらけ。
立派なタラの芽。大物です。
やはり今年は、山菜の生育から、一週間ほど季節進行が早い。でもそれは、里の近くのこと。
雪の残る標高になると、特に早い感じがしないと言うか。奥山が冷えていて、芽吹きはまだ先ですね。
また、山菜も種類により早い・遅いが違います。
例えば今年はコゴミは早い、ウドは遅い。それは私の見た範囲の話で、地域が変わると、どうなんだろう。魚の動きも連動するはずだが? 楽しみながらも考えることが一杯あります。
予定通り、山菜を集めて実家に届けました。
主目的が果たせたことだし、両親が喜んでくれて良かったです。
さて。
本支流とも、釣りは良いシーズンで、今後は奥山の山菜も欲しい。
回数を重ねるごとにやりたいことが増え、行き先に迷う季節です。