「寒の戻り過ぎ」
・・と勝手に表現してます。3月で広域の渓流が開幕しましたので、本流域並びに各所を釣ろうと出てきました。
釣りに向かう道中はこれ(停車して撮影)。
スタッドレスタイヤと言えど、滑らないワケじゃないですから、気を付けないと。スリップ事故が起きてて、パトカーがサイレン鳴らして走ってましたしね。怖い怖い・・。
地元の人曰く「雪道では、車を進めることより、進んだ車をちゃんと止められることが大事」とのこと。
・・・何かもう、絶望感溢れる光景ですな。
寒の戻りの絶頂の日、それでも挑戦しないと気が済まない釣りバカは、冬将軍に惨敗続きです。行かなきゃいいのに(笑)。
現着しても降雪が酷くて、車中待機。
でも折角来たしで、本流へ竿を出したところ、奇跡的に一回、魚から反応が。これを取り損なって、それっきり。やはり完封負けでした。
ずっと寒いままの方がまだ良くて、暖かくなってから冷え込むのは、特に初期の本流の釣りにはかなりマイナスかと。
ここから第2プランに移行。
何やかんや言っても、帰りません(笑)。
本流がダメなら、別所へ。ヤマメ探釣です。
完全に冬の条件ですが、魚の姿は春めいてました。色合いが凄い綺麗! 個体ごとに体色が違い、とても面白いです。
私はアマゴ域で普段は釣るので、ヤマメをあまり知りません。なのでヤマメ域は新鮮なんですね。
ヤマメとアマゴの違いは、朱点の有無で語られることがあり、それも勿論ですが、体色が結構異なります。それと文章にし難い、釣りの感触の違いはありますね。近縁ですがやはり別種だなと。
イワナもまた、地域性が強い魚。
不慣れな地では、これまた色合いや姿が新鮮です。
とにかく好反応です。不思議なくらいによく釣れました。それっぽいポイントからは、何尾もの反応あり。
ここでは寒の戻りは関係無いのかな? 先の本流は激シブだったのに、謎だ・・。
サイズ的にはそんなに特筆する魚には出会えませんでした。が、魚体がどの個体も素晴らしく綺麗。
こんな真冬日に、沢山の渓魚に出会えるとは、意外も意外。第1プランの本流も、予想を良い意味で外して欲しかったですけどね。
魚が春色なのは、先月が暖かく、川底を洗う増水も起きたので、その影響がありそうです。例年より季節感が進んでるように見受けました。
29cm。
惜しい、って正直思いました(笑)。春まで待てば、30cmは超すでしょう。
この条件で尺上が出たら、私的には殊勲賞か敢闘賞ものかと。
それにしても、何故にこんなに良い反応なのか、状況を考えると。
冷え込みが厳しく、ユキシロが止まってるみたいでした。冷水の流入が減って、逆に良い条件だった・・のかな?
私の考察が当たってるか、それは今後確認するしかない。
今回はプランを2本用意してきて、結果的に楽しめて良かったです。超寒い日に当たっても、転進の候補が見付かったのが大きな収穫でした。
まだしばらくは冬の影響があるでしょうが、魚達は目覚めてます。今後さらに良型も期待できそうで楽しみです。