山渓遊びブログ 渓流釣りと採集

岐阜県から 山渓アウトドアライフ

大型イワナに完敗

本流域の釣りが楽しい。

このところ天候が落ち着かず、入りたい場所に入れずにいました。3週間ぶりに、今回は好きに釣れる。

渓魚のコンディションが上がり、すっかり盛期入りの様相。とても太ってます。

先に書いてしまいます。

大型イワナを掛けたのですが、岩の隙間に入り込まれて、イトが切れてしまいました。

荒瀬で掛かり、寄せられなくて下流に落とし、自分が着いて下がったら、落としたはずのイワナが激流の荒瀬を再度登るビックリ。(←初体験

なんつー強い魚だ、と感心してる場合じゃなくて、流れがキツくて追いかけられず(立ち位置が不利)、そうこうするうちに・・・やられた。完敗です。

 

悔しい。

ただハリが外れたのと違い、もっとヤリトリに打てる手はあったと、反省点が幾つも見えました。

ポジティブに解釈して、次回以降に活かしたい。

 

それと私は、それだけで帰っては来ません。

対岸に渡って、先のイワナポイントを再チェック。

右岸左岸、上流下流、立ち位置を変えると、流れが随分違って見えます。次はミスしないように、攻め方をシュミレーションです。

 

良いアマゴ。泣尺、ですね。

似たような荒瀬で掛かりました。薄皮一枚にハリが抜けてて、危なかった。

どうやら今回は、荒瀬の肩(引き落とし)付近に良型が着いてる。

掛けた瞬間、「よぉし、今日イチが出た!」と思ったら、ニジマス

何で? ここらはそんなにニジマスは居ないハズだけど。

 

天気は晴れたり曇ったり、しかも雷雨まで。

雷が鳴り出したので竿を一旦仕舞ったら、「雹!」が凄い勢いで降って来ました。

1~1.5cmくらいの氷がガンガン当たって、痛い痛い。ヘタすると、竿が破損するかも。

まぁ、雷雨(雷雹?)は長い時間は続かないですからね。しばし休憩です。

こういう気圧の変化が激しい日は、魚が活発に感じます。

数は釣れて、まずまず良いサイズも混じり楽しいのですが、その上が中々出せないのは、何か足らないのだろうな。

それと、イワナがチャンスかと思ったのに、その後はサッパリで。

これまた何でだろうか。単に私の狙い方が悪いのだろうけど、如何すれば良いのか、分からない。

それと謎なのは、春先には結構居た銀毛タイプが、今回は一尾も出なかった。

 

数か所廻ってみて、頭の中に「?」マークが幾つも点灯してます。

3週間も離れてしまうと、魚の動きがかなり違う、そんなことを今回強く感じました。

私ではやはり、通わないと見付けられないものが一杯ある。色んなパーツを集めて、予想を組んでいくのが楽しいんですよね。

 

ちょいと山へ入って、山菜探したりはいつもの通り。

立派なウドが出る頃に、渓魚の移動モードが始まります。私的にはこうした観察も面白い。

 

漁協の稚鮎放流が始まり、これもまた今後は渓魚の動きを変える要因になってくるでしょう。

今年の本流は春先から調子が良い。

コンスタントに良型が獲れる期待を持ちつつ。さて、次はどんな作戦で行こうかな。