山渓遊びブログ 渓流釣りと採集

岐阜県から 山渓アウトドアライフ

増水を探る釣り

今回は足早に、複数の河川とポイントを廻りました。私は釣り足が遅く、普段はここぞの場所はユックリと通すのですが。

と言うのは、最初の河川から、イマイチ反応が良くなくて。

 

先だっての降雨で増水し、水の走りは良いのに、違和感があるような。

何だろう、この感じは?

 

久しぶりポイントには、綺麗な魚たちが居ました。美しい渓流魚はやはり嬉しい。

 

しかし、もうちょっと当たれば&サイズが上がれば。

良型出てくれないなと思ってたら、グワン!と。

アナタでしたか(笑)。

ニゴイは今年初めてです。引きが鈍重で、サケ科魚種と全然違いますね。

 

 

道中行き合った釣り人が居て。

聞くと、地図で探した場所に入りたい、と。これが中々マニアックな場所で(失礼。

地形をあまりご存知ないとのことで、ちょっとだけ車で案内。感じの良い方でした。Aさん、いかがでしたか?

こうしたちょっとした出会いも楽しいものです。

私は車を更に進め、別所ヘ。

 

 

増水で広がった白波。脇の流れから流芯に入れたら、ドン!

おっ、これは良型。流芯に潜り、浮きません。

白波から出した時に大きな尾鰭が見えた。よしよし、これは取るぞ。

細身ながら、長さはありますね。

出てくれてありがとう。

 

サイズの良い渓魚は、ヤリトリの緊張感があります。

コイ科魚種にも力強さはありますが、「バラしても悔しくない」のが大きく違うトコロ。

渓流魚に逃げられると、叫ぶハメになります(笑)。

 

イワナ

やっと出会えた。増水でアッサリ出るかと思ってたら、中々どうして。

 

これまた白波の中に居ました。

そんな場所も狙ってるのですが、口を使ってくれない。

苦労すると、出会いの喜びが増します。

 

贅沢発言と取られるかもですが、もっと釣れても良い感じなんですよね、水況は。

こんな時は河岸替えです。今回は変えてばかりですが(笑)。

 

 

余談で、移動中にイノシシの群れに遭遇。

大人2頭に、ウリ坊が10匹以上も!

二家族なのかな、母一頭にしては、子沢山過ぎない?

あんな群れは初めて見ました。

 

移動先では、大場所の流芯脇を何度か通し、良いイワナが出てくれました。

来て良かった、ありがとう。

しかしやはり、もっと釣れそうなのだが・・

 

 

違和感の正体を掴むには、同じ河川を続けて釣るのが良いと思います。

場所替えするのは、それが全体的な傾向なのか、別河川は違うのか、その確認の為です。

今回の私の選択は後者。今回に関しては、何処も同じような感じ。何か釣り方に見落としが無いかと探しましたが、結局違和感は消えないままでした。

 

ふと山を見ると、シオデが。

これを見ちゃうと、山菜アンテナがオンになります。

違和感の謎解きは一旦置いて、山をゴソゴソと。

 

何やと言いつつ、結構楽しめました。が、どうも納得いかない。

こんな時に気を付けたいのは、選んだ場所に狙いの魚が居ないと判断することですね。

それもあり得ますが、数ヵ所変えても結果が似たり寄ったりだった今回は、そうではないと思うわけです。

上手く当てれば、好釣果。それが当たらないのは、場所とタイミングの読み+技術の甘さ、なんでしょう。探索は続きます。