先回同様、晩秋のキノコ探しです。
ナメコが朝陽を浴びて、ツヤツヤ&プルプル。
先だって降雨があり、良い具合に成長してるようです。
この艷やかなヌメリが、ナメコの魅力の一つ。
開きナメコ。
これまた大きくなってもツヤツヤでした。生育の条件が合ってるのでしょう。
クリタケも出てるのですが、こちらは散発的。
どうも今年はタイミングが合わないのか、立派な株立ちに出会えません。
ムキタケ
これは晩秋に私は外せないキノコです。と言っても今回は、ポツリポツリとしか出てなかったのですが。
キノコを探して、自分でも採ってみたいと思った、私の最初のキッカケになった種。
知人に食べさせて貰ったキノコ鍋に入っていて、その食感の良さにハマりました。
滑らかで、プルン、ツルンと、ゼラチンぽい感じ。
豆粒みたいなナメコ幼菌は、とてもカワイイ。
こんなの見付けちゃうと、また来ないとイケマセン。結構歩く場所ですけどもね。一週間も置くと、大きくなってるでしょう。
各所に出ていますが、私の行く場所の多くで、ナラ枯れ由来のナメコは発生が少なくなりました。
そろそろ材が朽ちてきて、終わりが近い。数年前が発生のピークだったかと思います。
ちなみに私の家の近所では、ナメコは大分前に終わりました。その前は別所に通ってましたが、そこも今はかなり探さないと出会いません。
ナメコはナラ枯れの広がりとともに、私の身近に発生する種になりましたが、本来の自生は少ないのでしょう。しかしナラ枯れ病も自然の一部、それに付いてくるキノコもまた、です。
今の場所は、もうしばし楽しませて貰えそうで、でも次はどちら方面に行こうか、考えねばです。
今回は歩くうち、気付いたことが。
山の斜面の、やや低い場所にはクリタケが出てる。しかし風抜けの良い、高い場所には不思議と姿が無い。
理由は分かりませんが、その日の傾向を掴んで、歩くルートを作ります。
それにしても、やはりナメコは良い。
姿が美しく、私は大好きです。
晩秋にこれらのキノコに出会えなくなると、困る。
ので、次の候補地を探したいのですが、これが結構大変。2年ほど前から、探ってみてるのですけどね。
先のことはともかく、今回も楽しい山行でした。
冬が近付いてます。
好きなキノコたちと、もう少し遊びたいところです。