2月・岐阜県の一部河川の渓流釣りが開幕。
ここ数年は、初期はそこまでの気合いを入れずに渓流を楽しんでいます。
しかしやはり、待ち望んだと言うか。「待ってました!」な感じですね、釣りバカとしては(笑)。
冷た〜〜い空気の中、雪を踏みつつ、渓に降りる。良いものです。好きな空間で、好きなことが出来る良さを、しみじみ想います。
竿を出してすぐ。魚の反応はありましたが、2連続ハズれ。イカン、感覚が合ってない。
3度目の正直、2024年の初アマゴ。
出てくれてありがとう。小粒だけど嬉しい。
この後数匹釣るも、皆小ちゃい。ので、狙い場と釣り方を変更すると。
良いアマゴが出てくれました。
いかにも冬!な魚体。昨秋に成熟した個体ですね。これに会えたら、来た甲斐ありました。
冬期の渓流釣りで、私が出会いたいアマゴが、この成熟体。野生味があって、好きなんですよね。
好きなタイプの魚を探し、毎冬釣りをします。
ポイントの狙いと、釣り方。近年、初期のこれが少し分かったような、しかしまだまだ出たとこ勝負の感じ。
まずは、一尾。解禁の最初の場所で読み通りに出てくれて、かつ釣り方の気付きもあり、満足度高めです。
これまた痩せて小さいですが、本年の初イワナ。
私はイワナも好きなので、出会えるとやはり嬉しいです。
ここまでは朝の話。
しばし釣るうち、雪が舞い始めました。
そして段々と降雪の勢いが増してきた。
気象予報では大雪らしい。釣りしているうちに、帰れなくなると怖いので、後ろ髪引かれつつ、一旦退渓。
これが正解で、この後降るわ降るわ。
でも折角の解禁釣行、まだ頑張ります。
車道から近い、里川へ移動。
この寒さの中でも、各所で小型魚は元気でした。
冬にしては良い体躯のイワナも。
もうこの時は、時折ミゾレ混じりで、雪がドカドカと落ちて来てました。画像から伝わるかな?
寒いのも、降雪も、それは仕方無い。だけどみるみる積もる雪で、路面状況が心配。止めときゃ良いのに、釣りバカは止まらない(笑)。
これはおそらく、昨秋に早期成熟した二年魚ですね。サイズは小さいですけど、鼻先が伸び、ちょっと大人っぽい。
もう一尾、三年魚と思しきメスが出てくれましたが、雪が物凄くて、ボツ画像になりました。残念・・。
朝に釣れたこのアマゴは、三年魚だろうと。「大人っぽい」でなく、「大人」な雰囲気、迫力があるように感じます。
こうした渓魚の個体観察が私は好物。加えて、どんな釣り方で、どのタイプが何処から出たか。
釣れないと魚と釣り方の考察が出来ないし、釣果は大事。しかし、釣れるかどうかでなく、好きな場所で好きな時間の過ごし方が出来ることが一番かな、とも思います。・・私の場合は、釣れないと好きな時間にならないのですけども(笑)。
天候は厳しかったですが、魚たちに再会出来、初戦はまずまず。
今シーズンも始まりました。沢山楽しめますように。