山渓遊びブログ 渓流釣りと採集

岐阜県から 山渓アウトドアライフ

渓流釣り人の話を聞く

私は渓流釣りが好きで、同じ趣味の人同士での釣り話も好物です。

 

ハマり始めの頃に知り合った年長の釣り人の皆さんは、経験が豊富で、腕達者な人ばかりに見えました。今の私は他者様からは、どう見えてるのだろうか?なんて、考えたりもします。

私は特定の師匠が居らず、渓流は独学。なので同じ趣味の人の話を聞き、機会あらば同行させて貰うのは、とても勉強になりました。その意味で多くの方がお教え下さったとも思っています。そうした交流が楽しみでもあり、それは今もです。

自分の技術や知識の程度は大したことは無いのですが、経験が重なり、実体験からの考察は、近年では多少は話せるようになった気がします。

釣りが上手くなりたいと努力される方は沢山みえます。

でも目指す上手さには、各々の方向性があります。コダワリ、と言えると思うのですが、釣り人各氏が求める成果は、被る部分もあれば、個々のオリジナルの部分も。

多くの釣り人に共有し易いのは、数や型。「大物が何本捕れた」などは、典型ですね。

釣果関係なしで、あの河川でその時期にこの釣法で、と言った、個人的に詰めたい目標は、その内容をよく知らないと、やや共有がし難いかなと。それが優れた成果を出せる取り組みだと、関心が向くところです。

渓流釣りの最盛期には熱心に釣る人でも、夏は鮎釣りに、秋は海釣りにと、方向を変える方もいます。何が面白いと感じるかは皆さん違われますのでね。

私だと、山菜やキノコも好きですが、そちらには興味の無い釣り人も居ます。

 

このところ、話としては楽しく聞ける内容でも、どこまで参考にするか、自分的に区分け出来てきたように感じます。何でも取り込むでなく、かと言って無視するでなく。

 

これまでに、関心が向いたものには多少なりと接してみて、私には渓流釣りが一番面白かった。ので、シーズン中は渓流釣り一本で行くと決まり、時期ごとに追いたい目標を設けています。そしてそれは経験で変化し続けるものです。

悪い意味でなく、例え同じ渓流釣りの話を聞いても、趣向性やテーマが一致するとは限らない。私には私の追いたいものがありますのでね。

会話の中で、自身が目指しているものに絡む内容が出てくることがあって、そのヒントが聞けるのはマコトありがたいです。

 

時に他者様からお教えいただいた情報を試し、時に自身の考えで通し。

自身の目標が達成出来た、もしくは近付けたと思えた時。

継続して更に追っていくのか、方向転換するのか。

また年齢的なもので体力低下とか、仕事や家庭の事情とか、自分の意思以外の理由で方向を変えることもあるわけで。

状況に応じた思考の柔軟性は大事ですが、事によっては脇を見ない一貫性もまた大事。

今のペースで何歳まで続けられるか分からないですし、費やせるリソースには限りがあって、広範囲へ自分の意識を向けるより、求める方向性に集中することもヨシかなと思っています。