私がよく行く地域で、チチタケの盛期になりました。例年よりやや遅めの発生です。標高などの条件により、時期がズレるようですね。
栃木県ではチチタケを使った「ちたけうどん」がソウルフードなんだとか。確かに、麺類や白米の炭水化物と相性がとても良いです。
私は夏キノコの出具合が、渓流釣りの条件判断の材料になると考えていまして、何処に、何が、どのくらい発生するか、この時期は結構真剣に観察しています。
季節の移ろいとキノコの発生の関係性が少しでも見えるようになるのに、私は時間が掛かりました。そして今も謎だらけ。菌類は難しく面白いです。
チチタケの調理法はレシピ検索で出てきます。「ナス」&「油」がカギですね。
私は以下
1・チチタケを手で砕く(包丁・まな板は不使用
2・ナスを適当な大きさに切る(包丁使用、厚さ1cm未満、幅3〜4cmくらい
3・フライパンにやや多めに油を引き、中〜弱火で炒める
4・火が通ったら、醤油・みりん等で味付け
一味唐辛子を加えたりもOK、麺類と合わせるなら、麺つゆを使うと簡単。
これが美味しい! これを覚えてからは、夏の外せない楽しみです。
チチタケは名の通りに、傷付けると白い乳液が出ます。これがベタベタして、付着すると洗うのに難儀。なので私は調理には刃物を使わないです。
今年は雨が少なく、キノコは全体的に低調。
他のキノコも探してみるのですが、あまり姿が見えないんですよね。
チチタケの発生が遅く、出もイマイチ。
これは乾燥が要因の一つでしょうが、私の一番の関心は、今後の発生のペースと、いつごろまで夏キノコが出るか?(そして秋キノコに変るか?
ここは私的にメチャクチャ重要度高いです。
私の趣味の渓流釣りは、9月末で終了、その後は禁漁期。これは産卵保護の意味から、大事なことと思います。
夏の終わりに水温の低下が始まると、魚達の反応が変わります。
魚達が産卵体勢に入る時期は個体差があり、気温水温も日ごとに違って、ある日ある時を境に全部の魚の行動が変わることも無い。
菌類は気候の条件変化に非常に敏感。その日の気温水温では測れない、時期の状況が見えるように思います。
釣りを絡めなくても、キノコ探しはそれ自体が楽しい。
ですが私の趣味は今は解禁中の渓流釣りです。魚の状況を知るのに、自然の移ろいを見付けるヒントとして、キノコはとても面白い。「何々のキノコがあると、条件はこれ」と言うような、単純な方程式でもないのですけどね。
お盆を過ぎ、いよいよ終盤の渓流釣り。
だけどキノコも気になる。今後の降雨次第で夏キノコたちがどうなるか、見て行こうと思っています。