このところ降雨があり、気温が下がって秋らしくなりました。
10月も中旬、状況的に里山キノコは盛期入り、と予想。ここまではキノコの出はイマイチでしたからね。
結果から書くと、読みの当たり・外れで、半々と言ったところでした。(半々なら、私には上出来)
当たりの方は、
思った場所で、群生キノコの発生に出会えた。
外れの方は、
良さそうな場所がダメで、生え場に辿り着くのに時間が掛かった。
アミタケ&オウギタケ
例年より10日ほど遅れてるかな。
やっと、まとまった数量が出てきました。
待ってました。一ヶ所で群生する、嬉しい種。
アミタケと並び、私的な里山の代表的キノコ。
今年は今のところ、このキノコは豊作という感じはしませんね・・。
多くのキノコが一度に視界に入ると「あぁっ!」と、声が出ます。
あっちにも、こっちにも出てる!って光景が私は大好き。更には、これらのキノコは、姿が私の感覚で「カワイイ!」です。
こうなると、山を歩くのが楽しくて楽しくて。秋山のキノコは、こうでなくては。
他にも、色々。
オオイチョウタケ
ガッシリしていてボリュームあります。
「粉臭がする」と評されますが、私はこれがよく分かりません。粉とは・・?
独特な香りがしますが、気にならない人は平気、気になる人は苦手らしい。私は全然大丈夫。味覚・嗅覚は、人により違うみたいですね。
ヌメリイグチ
過去に見たこと無いほど沢山出てました。
何かこの種に良い条件があるのかな?
消化が良くないみたいで、私はこのキノコを食べ過ぎると、お腹が緩くなる。ので、ちょっとだけ頂いてきました。
センボンシメジ
嬉しいな~、月初めから探してて、やっと出会えた。
万能食材で、何の調理でも出来る(生食以外)、優秀な食菌。ただ、掃除が面倒(笑)。
脆いので、丁寧に扱わないと、バラバラになってしまいます。株ごと上手く採れても、家に帰った時、バラけててガッカリした経験がある人、多そうです(私も)。
ニセマンジュウガサ(←多分
私には、やや珍しい種。何度も見てなくて、もしかして名前が違う?
軸の基部が特徴的に膨らんでいます。
更に別種をと、ショウゲンジを探して心当たりの場所に行ったら、オオスズメバチが何匹も飛んでました。近くに巣があるかもです。
スズメバチは女王の巣立ちの時期でヤバいので、退散。
秋山では気を付けないと。数年前の10月に群れに襲われて、痛い目を見ましたからね。
群生や束生のキノコが好きなので、今回はとても楽しめました。
が、生え場を探すのに手こずったのが反省点。
「こんな場所に出そう」な予想が当たらない時、
1・見立てが悪い
2・場所は良いけどタイミングが合わない
実績場所でなら2の方かもだし、年の条件や、環境変化により1もあり得る。経験からの判断は大事、しかし先入観は排除して柔軟な方が、良い事が多いような気もします。
もっと的確に予想出来れば、と思うのですが、中々難しい。
でも、このところ山を歩いた感じと、今回の手応えから、次の予測が少し出来ました。
後編に続きます。