山渓遊びブログ 渓流釣りと採集

岐阜県から 山渓アウトドアライフ

秋のキノコ2023・本格始動(前編)

このところ降雨があり、気温が下がって秋らしくなりました。

10月も中旬、状況的に里山キノコは盛期入り、と予想。ここまではキノコの出はイマイチでしたからね。

 

結果から書くと、読みの当たり・外れで、半々と言ったところでした。(半々なら、私には上出来)

 

当たりの方は、

思った場所で、群生キノコの発生に出会えた。

外れの方は、

良さそうな場所がダメで、生え場に辿り着くのに時間が掛かった。

 

アミタケ&オウギタケ

例年より10日ほど遅れてるかな。

やっと、まとまった数量が出てきました。

 

クリフウセンタケ

待ってました。一ヶ所で群生する、嬉しい種。

アミタケと並び、私的な里山の代表的キノコ。

今年は今のところ、このキノコは豊作という感じはしませんね・・。

 

多くのキノコが一度に視界に入ると「あぁっ!」と、声が出ます。

あっちにも、こっちにも出てる!って光景が私は大好き。更には、これらのキノコは、姿が私の感覚で「カワイイ!」です。

こうなると、山を歩くのが楽しくて楽しくて。秋山のキノコは、こうでなくては。

 

他にも、色々。

オオイチョウタケ

ガッシリしていてボリュームあります。

「粉臭がする」と評されますが、私はこれがよく分かりません。粉とは・・?

独特な香りがしますが、気にならない人は平気、気になる人は苦手らしい。私は全然大丈夫。味覚・嗅覚は、人により違うみたいですね。

 

ヌメリイグチ

過去に見たこと無いほど沢山出てました。

何かこの種に良い条件があるのかな?

消化が良くないみたいで、私はこのキノコを食べ過ぎると、お腹が緩くなる。ので、ちょっとだけ頂いてきました。

 

センボンシメジ

嬉しいな~、月初めから探してて、やっと出会えた。

万能食材で、何の調理でも出来る(生食以外)、優秀な食菌。ただ、掃除が面倒(笑)。

脆いので、丁寧に扱わないと、バラバラになってしまいます。株ごと上手く採れても、家に帰った時、バラけててガッカリした経験がある人、多そうです(私も)。

 

ニセマンジュウガサ(←多分

私には、やや珍しい種。何度も見てなくて、もしかして名前が違う?

軸の基部が特徴的に膨らんでいます。

 

 

更に別種をと、ショウゲンジを探して心当たりの場所に行ったら、オオスズメバチが何匹も飛んでました。近くに巣があるかもです。

スズメバチは女王の巣立ちの時期でヤバいので、退散。

秋山では気を付けないと。数年前の10月に群れに襲われて、痛い目を見ましたからね。

 

群生や束生のキノコが好きなので、今回はとても楽しめました。

が、生え場を探すのに手こずったのが反省点。

「こんな場所に出そう」な予想が当たらない時、

1・見立てが悪い

2・場所は良いけどタイミングが合わない

 

実績場所でなら2の方かもだし、年の条件や、環境変化により1もあり得る。経験からの判断は大事、しかし先入観は排除して柔軟な方が、良い事が多いような気もします。

もっと的確に予想出来れば、と思うのですが、中々難しい。

でも、このところ山を歩いた感じと、今回の手応えから、次の予測が少し出来ました。

後編に続きます。