山渓遊びブログ 渓流釣りと採集

岐阜県から 山渓アウトドアライフ

体と時間を目一杯使って遊ぶ 3・ヒラタケ採り

滋賀でのビワマス観察を終え。

ずっと眺めていられる光景でしたが、そうしては居られません。

 

朝晩が涼しくなり、秋山が気になります。

そろそろヒラタケの群生が出るはず。ですが今年は秋雨前線が静かなのと、日中の気温が高め。キノコはどうなってるだろうか。

 

やはり、出ましたね。

虫食いもなく、綺麗な状態。

 

大群生、と言うほどでもないですけど、出方としてはまずまず。

私の動く地域ではヒラタケは大体、10月半ばくらいから始まり、11月頃にピークが来て、その後は真冬までボツボツと出ます。

 

私の個人的な感想では、ヒラタケは整腸効果が高めです。ある程度の量を食べると、朝のお通じがとても良好なんですね。普段の食生活や体質によりけりかも?

食物繊維の種類なのかなと思うのですが、本当のところは分かりません。毎年キノコは結構な種類を食べていて、その中ではヒラタケは効く方だなと。

 

この時期に時折、掌よりもデカいヒラタケに出会います。

一株でキロ単位になるものも在り、それはそれは壮観。今回は残念ながら、そこまでのサイズは出会えませんでした。

 

他のキノコはどうかと、見に行ってみましたが。

アミタケとオウギタケが乾燥してカサカサ、ナラタケの群生はもう朽ちていました。他にはヌメリスギタケも老菌で。

一週間遅かったか。タイミングが難しいところです。

それと少雨。土が乾いてしまってるので、新しいキノコの発生には厳しい条件が続いています。何故にこうも今年の秋雨は来ないのだろう。梅雨明け以降、ずっと雨が少ないです。台風も発生数が少ないですし。

 

雨は少ないですが、今回の狙いのヒラタケは、しっかり発生していました。

昨年はこのキノコが当たり年で、それに比べると、今のところ出方が大人しい。今後に期待です。

 

ツブツブの幼菌も見られ、後一週間ほどでピーク入りかなと。

冬まで採れるので、焦らなくて良いのですけどね。見回っておかないと、ピークが過ぎてしまいます。

季節ごとのヤマがある対象物は、その時を外すと次は翌年になるものも多いです。来週にでも、という訳には行かないのですよね。

 

今回は、2泊2日。

初日の前夜に岐阜県を出て→福井でカニ獲りしてから大移動→(徹夜)→海の釣り→滋賀の息子宅に戻って魚捌いて→ビワマス観察→岐阜県に戻りキノコ採り。帰宅してから貰い物の魚捌いて、キノコも処理して。

 

私の行動のベースになってるのは、時期ごとに「今」出来る、楽しいものは何か。

それと中心の趣味である渓流釣りに、好影響として結べるかどうか、です。

 

海でカワハギ釣りが良いのは、相手の難しさから、頭を使う面白さ。

ビワマス観察は、河川での鱒類ですから、禁漁期の今は魚の動きが見られる。

そしてキノコ採り。山を観察し、環境を知るには、非常に良い。

楽しいと感じている時は、疲れようが睡眠時間少なかろうが、私は平気。

 

よく動いた2日間でした。まだ体が動く事、そして出会えた様々な事柄に感謝です。