山渓遊びブログ 渓流釣りと採集

岐阜県から 山渓アウトドアライフ

釣りでイラつく時

目の前に小虫が飛んで、邪魔。

こういうの、イラっとしますね。

虫にガチで怒っても仕方がないので、手で払うか、虫除けスプレーをシュッとやるとか。

イラつく対象が人間だったら、自分or自分以外、の2つ。

何か思い通りにならない時、自分のせいなのか、他者のせいなのか。

 

私だと、釣れない釣りをしている時によく、自分の力の足りなさにイライラしてます(笑)。短気ですからね。

釣りは気が短い人に向いている、これは本当にそう思います。短気者はノンビリ構えるのが苦手で、釣れない状況でジッとしていられません。あれはどうだ、これはダメかと、色々試して応えを探すのですね。

釣りの最中のミスとして、木や石に引っ掛けたり。もう少しで獲れる所まできてバラシとか。これらはかなりキます。

声出して「くそー!!」ってやってるわけで、私は真剣でも、人から見たら笑われるところですね。

イラついてるのを人に見せるのも、どうかと思います。相手によりますけど、怒りっぽい人が近くにいたら、私は面倒臭いから嫌(笑)。

楽しいはずの釣りでストレス溜めてるのですから、困ったものです。

気の短さを他者にぶつけると、ロクな事がありません。それを自分に向ければ、力不足を何とかしようと考え、動く。満足の結果が見たい思いは、工夫と努力の燃料みたいなものです。

 

自分の不足に腹が立つのは、望みが叶わない不満が元。

他者にイラつくのも同様で、自分の思うように行動していない誰か、それが不満だからです。

こうして文章化すると、イライラ感の正体はワガママである、とも言えそう。

 

ワガママ、の言葉からマイナスイメージのみを抽出すると、それは良くない、となりがちですが。

先の短気と同じで、どこに使うかを間違えなければ、むしろプラスに働くこともあります。向上や成長を求めて取り組む「意欲」は、より良い結果を願う、現状の不満感から発生します。

「他者の迷惑を顧みない、自己中心的振る舞い」、ここから他者への迷惑を引いたら、何も悪くない。自分がどうなりたいか、何をしたいのか、その理想は自分のものですから、むしろ前向きではないですかね。

人の性格は良悪の面が表裏一体です。出し方と出す場所次第で、良くも悪くもなる。

さて、釣れない釣りの話を。

釣りは魚が釣れないと面白くないです。子供や若手に教えて自分は見てるとか、そうした場合は別ですけどね。

自身が釣れない不満感をどうにかするには、魚を釣り上げる以外に方法がありません。

イラつくとは軽い怒りの感情で、短気者はこれがあって「燃える」わけです。心に火が付く元は怒りだけではないので、あくまで一部の話ですけども。

性格が違う人は、また別のところに燃料をお持ちなのでしょう。ライバルや目標とする人に対して燃えるのもありますね。

自由な時間にネガティブな感情を持つのは、基本的に損です。楽しい時間が増えて、嫌な時間が減った方が人は幸せですからね。

ですがその状態を手にするために、理想に近づけない自分へのイラつきは、時に有効なものと思います。