山渓遊びブログ 渓流釣りと採集

岐阜県から 山渓アウトドアライフ

山渓の趣味の良さ・幸せの構築とストレス解消

「ストレスの解消と、幸せの創造が同時進行」

これが私が山渓遊びにハマる理由の一つです。基本的に自己完結型なのが良い。

 

山渓や魚に無関心なら、趣味として選びませんね。でも思うような成果が出ないことは幾らでもあり、楽しいはずの趣味がストレスにもなります。

釣れなくてツマラナイのは、誰のせいでもなく自身の力量不足が原因。

そのストレスの解消には自身が納得の釣果を出すほかなく、それが叶えば身震いするほどの喜びが手に出来ます。そんな時の釣り人はまことに幸せ。

「魚を釣るだけが楽しみじゃない」との意見はもっともですし、私も一部はそう考えています。

例えば、渓流釣りでは美しい自然に触れることも大きな魅力。

しかし美しい景色は「行けば」見ることが出来ますが、魚は竿を出せば釣れるものではありません。まして美しく格好良い大型渓魚となると、大変。

難易度が上がるほどに出会いの喜びが大きくなり、その幸せの持続性もまた上がるものです。

コンビニの肉まんが大好きな人は、それを食べれば幸せですね。ですが入手が容易ですから、その幸せの長続きはしないでしょう。

往々にして、ストレス要因は自身の中だけでなく、外部からもたらされるものが多いです。

釣りで例示したように、自身の問題でストレスになる場合は、解消と幸せの構築がワンセット。

ところが外的要因の場合は、ストレスの解消が出来ても幸せになるとは限りません。

幸せとはゼロからプラスが生み出されること、ストレスの解消とはマイナスがゼロに近付くことです。

会社のムカつく上司から距離を取れば、ストレスが減るでしょうが、それで幸せかと言うと?

 

幸せが他者から貰える場合もありますね。

赤ちゃんを抱っこしてるママは、それだけで幸せを感じたりとか。でもこれはやや希少なケースで、ずっと無条件に他者から幸せが与えられ続ける人は、まず居ないでしょう。

自身が幸せと感じる状況が作れると、多少の嫌なことが起きてもやり過ごせます。

他所からのストレスを減少もしくは解消することに意識を向け過ぎると、幸せの構築に使う時間と労力が減ります。

大きなストレスには、戦うなり逃げるなり、対処が要りますが、それで使った時間は戻せません。無視できるものなら放っておいて、対処よりも幸せの構築に向いた方が有効な場合もあると思うのです。

 

人は誰でも「クセ」を持っています。

ストレスを気にする人は、いつも気にしてます。しない人はしていない。これもまた思考のクセですね。どちらが良いとは言い切れないですけども。

 

趣味を持つ良さは、自身で幸せの構築が叶うところ。勿論、相応の努力は必要です。

遊んでばかりいられないですが、余暇が充実すれば、日頃のストレスとはうまく付き合えたりもします。

渓流釣りで格好良い大型魚が釣れると、その後の2.3週間はずっと暖かい気持ちでいられますね。

私は山渓遊びが趣味で良かったです。