北陸地方から北方面は、大雪とのこと。岐阜県北部も大雪警報が出てるようで、極端に寒く感じます。私の地元は雪は少ないですが、それでも山では小雪がチラつきました。
そんな中、私の休日の過ごし方は普段とさして変わらず、山へ。
午前中、まだ空気が冷たかったので、個人事業主の知人の職場に押し掛け、お茶飲んで業務妨害をし(笑)。
前記事でも書きましたが、今時期って、私は割とヒマなんですね。渓流釣りが始まれば、日常が変わるのですが。友人に会ったりするには、良い時節かな、とも思ったりしてます。
本日のお相手も、このところと変わらずフユヤマタケ(シモフリヌメリガサ)。
このキノコのお陰で私は、真冬を随分楽しませて貰えてます。これを知らなかった時は、何してたのだっけ? 確か一時期はワカサギ釣りに行ってて、段々と足が遠のいた記憶が。
ふと目に留まり、ビックリ。
デカい。過去イチかもしれない。
これは立派。この種としては多分、最大サイズです。
周辺に出ていた個体と比べても、随分大きい。
実測したところ、カサが9cm弱。5.6cmもあれば大きい方ですから、凄いです。
こうして未知なものが出てくるのが、アウトドアの面白さ。もっとデカいのもあるのかな。
こっちはレギュラーサイズ。細っこいのが写ってますが、大き目のを採ったら、着いてきちゃったのですよね。
どうも生えてる環境で大きさが違うみたいですが、何が違うのかサッパリ。
若めの松林で、苔が生えてるような場所に出るキノコ。小型個体しか出ない場所では、平均サイズでカサが1~2cmくらいだったりします。
私の自宅近くに、そうした超小型しか発生しない場所があり、何故なのかと、いつも不思議に思って見ています。
大き目の個体が出る場所には、何か理由があると思うのだけど。
この辺は菌類学者の研究の領域かも知れません。私では見ても分からなくて、大きい小さいはあれど、発生場所を探し回るくらいですね。
フユヤマタケの発生場所には、時期違いで別種が出ることが多いです。アミタケ、シモコシ、ヌメリイグチなど。
私の知る秋のヌメリイグチ畑?には、冬にはフユヤマタケが出るのですが、これまた超小型。それでも場所を見付けておけば、別種に出会えるかもですからね。
先日見付けておいた、ヒラタケの極幼菌の様子を見に行きましたところ。
ほんのちょっとしか育ってませんでした。こりゃ、朝晩が寒すぎて凍ってますね。
もうしばし放置、でもあまり長く置いておくと、そのまま朽ちそう。まだ寒さが続き、来週が大寒じゃないかな。
そこへ行くと、フユヤマタケは強いなぁ。
とは言え、発生量が少なくなってまして、そろそろ最終じゃないかと?
もうあと僅か、1月中頑張って欲しい。って、渓流解禁目前にして思うのですが、釣り馬鹿の都合で出るものではありませんね(笑)。