山渓遊びブログ 渓流釣りと採集

岐阜県から 山渓アウトドアライフ

釣りの意見交換のこと

釣りの話をする際、質問する・される場面はよくあります。

「ハリは何を使う?」のようなものなら答え易く、そこから使用感の話に膨らんだり。

以前、先輩たちが釣り方をめぐり、意見交換を超して口論に発展したのを見ました。そこまで熱くやり合えて、互いに有意義だった、と最終的になったら良いのですが。

最初は「▲▲した方が釣れる」と言った際、「☓☓ならどうするか」と聞き返され、カチンと来る、みたいな。多分、否定しているのではないですけどね。

私も口論まで行かずも、衝突めいた場面は幾度かは。私は意見の交換は歓迎しますが、基本的に議論はしないスタンス。衝突しそうなら、そこは避けたいところです。

良くないパターンを考えてみました。

頭が良くて腕達者な人が釣りを話す際、説明が相手に通じない場面があると思うのです。

「何となく分かったが、釈然としない」時に、「バカだなー」と上から目線で被せられたら気分は良くない。(←私は経験あります)

バカにされたのではなくても、理解が追い付かない方が逆ギレする事例があって、これまた良くない。「そんなこと言われても、分からないし!」って。

この2つが重なると最悪で、そうなる頃には互いが意見交換でなく、感情の投げ合いになったり。腕達者な人も、話が分からない人も、話をこじらせない方が良いかなと思います。

こんな時は、互いに「相手が悪い」と考えてますが、端からみてると?

知人がスマホアプリの使い方を息子さん(高校生)に聞いたそうです。

息子さんはスラスラと説明したらしいですが、聞いた本人は理解が間に合わず、途中でイラッ!とした、と。

さてこの方、何に腹が立ったでしょう?

堪えたそうですから良かったですが、もし息子さんに怒ったら。

「聞かれたから教えてるのに」と怒り返されても不思議無し。これは話がこじれる一例です。

趣味の話題では、そんなに小難しいことを考える必要は殆ど無いです。

釣りの話をする時は、気持ちが温かくなるような、実に楽しい時間が展開する。知らない河川、釣り方、考え方、自分には経験のない出来事等々、どれも面白い。

 

腕前の上下はあっても、価値観の優劣はありません。人間、感情論が入りがちですが、自己主張と他者否定が度を越さなければ、趣味の意見交換は楽しく有意義なものと思います。