山渓遊びブログ 渓流釣りとアウトドア

岐阜県から 山渓アウトドアライフ

渓流釣りを反省すること

釣行中にも、後にも、毎回色々な反省点が見付かります。

上手く行かずに、「あの時失敗した」「もっとこうすれば」といったものから、上手く釣れたとしても、更なる改善点はと探したりも。

 

考え方として、

「反省するだけでは、変わらない」

これは結構大事と思います。

 

 

プロセスは

釣行し、その結果を見る

⇒良い・悪い、色々な面を検証する

⇒より良い結果に繋がるだろう、改善案、方法を考える

⇒考えたことを実行する(努力する)

⇒結果を出す  ・・この繰り返し

 

反省とは、より良い結果を求めて取り組む入り口で、反省することがゴールではありません。逆説で、ゴールを決めると、反省材料が検証できる。

渓流釣りでなら例えば、大物を取り損ねた→次は捕りたい(ゴール)→では、竿は、釣り方は、と改善していく、と言うような感じですね。

課題がクリアされたら、新たな反省点を見付け、次の目標を設定していきます。

 

ちょっと脱線しますが、「百聞は一見に如かず」の続きがあります。

・百見は一考に如かず⇐見るだけでなく、考え理解する
・百考は一行にしかず⇐ 考えるだけでなく、実際に行動する
・百行は一果に如かず⇐行動しただけでなく、結果を出す
 
見た、考えた、行動した、それらは過程で、目的は結果を出す事です。反省もこれと同じ。
過程自体が目的なら、それで納得しても良いです。ですが「充分に反省した」としても、反省したかどうかより、それでどうするか、どんな結果が出るか、ではないかと。
 

 

反省にも種類があります。

一つ、能力不足によるもの。

もう一つ、能力は足りてるのに、ある種の怠慢で、良い結果を逃す場合。

 

能力が足りないなら、反省点が挙がっても、どうすれば改善できるのか、その答えがすぐに出ないものも多いです。

また方法を思い付いたとしても、結果を一気に好転させられる魔法は、そうそうない。知識と技術の向上には、個人差はあっても、相応の時間と労力を要します。渓流釣り以外に、スポーツでも、仕事でも、何でも同様でしょう。

目標を立てて、その課題へ一所懸命努力をすれば、結果の満足も、過程の納得も付いてきます。

 

もう一方の、実力者が油断や手抜きをした場合は、何をすれば上手く行くかが明確化し易いです。

事と次第では、失敗した際の後悔が大きいのはこちらかも知れません。

 

 

とは言え、あまりにストイック過ぎるのも、時としてどうかと。

「まぁ良いか」な緩さもありで、重要度が高くない物事なら、それで問題なし。

私の場合は渓流釣りには思い入れが強いので、今後も努力する過程を楽しみ、結果を求めて取り組もうと思います。