釣行中にも、後にも、毎回色々な反省点が見付かります。
上手く行かずに、「あの時失敗した」「もっとこうすれば」といったものから、上手く釣れたとしても、更なる改善点はと探したりも。
考え方として、
「反省するだけでは、変わらない」
これは結構大事と思います。
プロセスは
釣行し、その結果を見る
⇒良い・悪い、色々な面を検証する
⇒より良い結果に繋がるだろう、改善案、方法を考える
⇒考えたことを実行する(努力する)
⇒結果を出す ・・この繰り返し。
反省とは、より良い結果を求めて取り組む入り口で、反省することがゴールではありません。逆説で、ゴールを決めると、反省材料が検証できる。
渓流釣りでなら例えば、大物を取り損ねた→次は捕りたい(ゴール)→では、竿は、釣り方は、と改善していく、と言うような感じですね。
課題がクリアされたら、新たな反省点を見付け、次の目標を設定していきます。
ちょっと脱線しますが、「百聞は一見に如かず」の続きがあります。
反省にも種類があります。
一つ、能力不足によるもの。
もう一つ、能力は足りてるのに、ある種の怠慢で、良い結果を逃す場合。
能力が足りないなら、反省点が挙がっても、どうすれば改善できるのか、その答えがすぐに出ないものも多いです。
また方法を思い付いたとしても、結果を一気に好転させられる魔法は、そうそうない。知識と技術の向上には、個人差はあっても、相応の時間と労力を要します。渓流釣り以外に、スポーツでも、仕事でも、何でも同様でしょう。
目標を立てて、その課題へ一所懸命努力をすれば、結果の満足も、過程の納得も付いてきます。
もう一方の、実力者が油断や手抜きをした場合は、何をすれば上手く行くかが明確化し易いです。
事と次第では、失敗した際の後悔が大きいのはこちらかも知れません。
とは言え、あまりにストイック過ぎるのも、時としてどうかと。
「まぁ良いか」な緩さもありで、重要度が高くない物事なら、それで問題なし。
私の場合は渓流釣りには思い入れが強いので、今後も努力する過程を楽しみ、結果を求めて取り組もうと思います。