梅雨時期に大水が出て、私の知る河川の幾つかは、結構流れが変わりました。
夏入りして水位が下がり、今のところ見た範囲では魚は大丈夫そうで、一安心。しかしポイントの形状が以前と違うので、リサーチし直さねばです。
まずは今年初めて行く渓。
その道すがら、キノコ発見。
オオイチョウタケ
デカいです。一番ので、カサが30cm以上。尺上ですね(笑)。
ハナイグチ
私はこの時期には初めて見ました。秋口から沢山出てくるのですが、気候の条件が秋と似ていて、ハナイグチに合ってたのでしょう。老菌も幾つかあり、梅雨明けから発生してたようですね。
キノコはこうした季節進行の観察が面白いです。
惜しい、ちょっと古いですね。
良い状態なら、とても美味しいキノコです。先週コレを探してた時は見付からなかったのですよね。こっちに来たら良かったな。
・・・って、何しに来たんだよ。
自分でツッコミ入れそうですけど、勿論、釣り場リサーチが目的。ただ、道中の出会いも楽しいですからね。
淵が埋まって浅場が多くなっていました。所々竿を出し、レギュラーサイズのイワナとアマゴがボチボチ。どうも狙い場を絞り難いな・・。
過去、何度か良い思いをした良渓でしたが、もうしばし日を開けて、また見に行こう。
移動して、別所で。
綺麗な遡上型でした。魚の着き場はあるけど、ここも浅くなってる。
これから更に水位が下がる時期に入ると、ちょっと困ったことになりそうだ。この辺りは砂が結構出たようですね。
3年前に豪雨が来た際、これまた一部河川では多量の土砂が出ました。
今年の6月はその時に匹敵するかと思うほど大水でしたが、渓は幾らか浅くなってるものの、落ち着くのは早そうに見えます。3年前は時間掛かりましたからね。
今年の梅雨の大雨では、流れの変化の小さい場所も多く、そちらは釣りには影響は少なそうです。
どうも最近、イワナと波長が合う?らしく、良型も出てくれます。
ここは6月に一旦浅くなり、その後砂が流れてまた深みを形成しつつ、な感じ。この様子ならここは大丈夫だろう。
私は割と夏時期、良型イワナと出会うことが多い気がする。アマゴとイワナ、両種釣る気で狙ってますから、良いっちゃ良いのですけどね。
以前は良く行っていて、このところご無沙汰だったポイントにて。
ここは入退渓の山の斜面にキノコがよく出ます。が、今回ここでは不発。ベニタケ科の不明種がポツポツ出てましたけども。
丁度30cmくらいのイワナが白泡下から。
どうも近年このポイントはアマゴのサイズが小さめで、それでご無沙汰してたのですよね。以前は立派なサイズが出たこともある実績河川なんですが。
何処かには大きなアマゴも潜んでるのじゃないか、と思うのですが、数年前の水害以降、私は出会えてません。
大雨、地震、山崩れなど、自然に生きる魚も大変だなと思います。
そうした過酷な、しかし美しい山渓で、逞しく生きる魚達に焦がれ、渓流釣りを続けてきました。
土石が流れて河川が荒れることもありますが、案外と魚達は元気。しかし災害級に荒れると、すぐには回復しませんね。好きな渓が沈黙するのは寂しいですが、いつかは復活すると信じたい。今年の大雨はそこまでではなくて、釣り人としては幸いでした。
自然観察から思わぬ出会いもあって、山渓は本当に面白いです。
今のところキノコは降雨の好影響からか、よく出てます。これ専門に山入すれば、色んな種に出会えそう。
しかし夏の釣りも楽しみたいし。次は何をどこで狙おうかな。