山渓遊びブログ 渓流釣りとアウトドア

岐阜県から 山渓アウトドアライフ

大増水の洗礼

私は渓流釣りでは、増水は好きです。しかし、程度の問題がありまして。

梅雨前線が大暴れで、水位が爆上がり。

 

最初の目的地は大雨警報が出ており、パス。

別河川に向かうも、道中でダム放水のサイレンが。

絶望的かと思ったものの、行かなきゃ気が済みませんからね。本流域は無理、支流の上流なら、どうだ?

 

 

・・・・・・。

 

これでもマシな水色。

道中に見た河川の幾つかは、ドロドロの激流でした。泥濁り、赤濁りと言いますが、まさにそんな感じ。

 

どうかな、平水の3〜4倍の水量?

この画像の場所は、普段は歩いて対岸に渡れます。勿論、今回は全然不可。ここまで水が上がると、釣りが成立し難い。

 

竿が出せる場所がない・・。

どこかに釣り出来そうな河川は無いかと、しばし車でウロウロ。

諦めろよ、って自分でも思うのですけどね(笑)。

 

後から分かったことですが、ギリギリで釣りが出来そうな河川(地域)があったらしい。

随分前に大増水の日、その河川は最後まで濁りませんでした。大水に強いのでしょう。それでも過去には道路が壊れるほどの洪水もありました。

以前は年券持ってましたけど、最近はご無沙汰なんですよね。

 

熊の痕跡ですね。

中々ハデにやってくれてます。傷が新しいので、近くに居そう。

この近くで前に親子熊に会いました。あの時の子熊がナワバリ持ってるのかな?

 

折角来たことだし、あちこち見回ります。

 

ヤマアジサイが咲き始めました。白くて綺麗。

梅雨時期らしいですね。

殆どポイントが無いのですが、かろうじて竿が出せる場所からは、アマゴもイワナも釣れてくれました。

人間の目で水中が見えなくても、魚は案外大丈夫みたいです。

しかしこうなると、多分ですが魚達は、多くが岩陰なんかに避難してますね。あの激流芯には定位はできないでしょうし。

 

岸から竿が出せる、普段は水のないポイント。

地形を知らない河川は近寄れません。

 

こんな日に、渓魚に会えただけヨシとしますか。

増水好きな私ですが、今回は無理でした。何かのハズミで良型が出ないかと期待したのですけどね。

この水が引いたら、チャンス到来な気がします。