想うところがあり、冬の渓を見に行きました。
しかし。
路面状況に阻まれて、目的地まで行けず。道路の積雪は10~15cm、奥は更に多そうで、凍結してると厄介だなと。
想定より雪が多い。無理はしないと言うことで、今回は残念ながら諦めです。
ここは電波は圏外だし、上流域は行ったことがなく、土地勘の利かない渓流を歩くのは、雪中は不安。また暖かくなってからかな。その前に見ておきたかったのですけどね。
以前、真冬に転倒して、靭帯を損傷した経験から、私は雪山には慎重になっています。ビビってる、とも言うかも(笑)
上流部は諦めましたが、標高の低い場所は、道の近くは大丈夫そう。折角来たのですから、入退渓路を確認したり、少し歩いて渓相を見たり。
実はちょっと気になる情報を得まして、それで見に来たわけです。
以前一度だけ釣った事のある渓流で、しかし一部区間しか知らなかったのですよね。あらためて地図を開くと、支流が幾つか分岐して、地形的にも面白そう。
しかし・・この景色の中、河原に降り立つのに、少々ホネが折れる。
私見ですが、大きな魚が育つ要素はあまり見えません。水量は多くは無いし、深みも少ないし。ですが水の透明度は高く、気持ちが良い雰囲気の渓。
何が見たかったかと言うと、下流部はアマゴが棲息してるのですが、私の見ていない上流部はイワナが混生らしくて、流れがどの辺りからどう変化するのか、興味が湧いたのですよね。
あわよくば、キノコが出てないかな、なんて事前には考えてたのですが、甘かった。この景色では、もし発生してるキノコがあったとしても、見付けるのは簡単じゃないです。
どうやら寒波が入った影響で、急に雪が増えたみたい。タイミング悪かったな・・。
画像では見え難いですけど、細かな雪が舞ってます。
魚が見えないかと、ソレっぽいポイントを覗いてみましたが、ダメ。以前来た時に確認したところでは、アマゴ以外にもコイ科の魚も居るはずですが、もうこの寒さでは、僅かな深みの石陰などに隠れてるのかもですね。
前記事で最後の山入と書きました。2月からは渓流解禁で、そうなると釣り以外のことは後回しになります。
逆に今時期だと、渓流解禁中には出来ない事がやり易い。山や川の下見はその一つです。キノコが大量発生してる時期だと、これまたやはり優先順がありますからね。とは言え降雪・積雪に来られてしまうと、好きに見に行くことも難しくなるのですが。
キーンと冷えた景色は、これはこれで私は好き。ただ、寒さでヘコタレたりしますけど、これが竿持ってる時は大丈夫な不思議(笑)
渓流釣りが解禁すれば、嫌と言うほど積雪と付き合う事になります。今は水中で春を待つ魚達の想像をしつつ、楽しみなシーズン開幕前に、出来る事をやっていこうと思います。