久しぶりの降雨。
今年は太平洋側はどこも少雨で、長く渇水が続きました。ここにまとまった雨が降るのは、渓流釣りの季節を進めるには、とても有難い。
・・のですが。
予想はしてましたが、融雪と相まって、大増水になりました。
暗いうちに、朝イチの候補地に着いたところ、随分と瀬音が大きい。
明るくなって渓を覗いてみると、茶濁りの瀑流。こりゃ無理だ。
そんなに降った? 多分、このところ暖かかったので、ユキシロは降雨前から出てたのでしょうね。
濁りの薄い沢へ逃げたものの、1時間ほどでここも濁りが。
画像では見難いですけど、凄い量の落ち葉や木の枝が流れてます。川底や川縁に溜まっていたものが、一斉に流れてますね。
流れのある場所では、速攻でラインがゴミだらけに。巻き返しの緩流には木の枝が沢山浮いていて、全然打てない。困ったな。
そんな中、何とか1尾目。
絶望的かと思いましたから、結構嬉しい。ありがとうね。
見た感じでは、水量が普段の3倍くらい? 冬の渓流を釣るには、増水が過ぎます。渓魚たちがまだ速い流れに出てませんからね(出られない個体が多い)。
私自身は増水は嫌いではないですが、ゴミがあまりに煩く、釣り難いを越して、釣りにならない。引っ掛かりまくりです。
と、文句を言いつつも、ポツリポツリとはアマゴがアタります。
この状況、イワナならどうかと思ったのですが、1尾も釣れませんでした。
これが本日の最大。7寸強でした。冬にしては、良いプロポーション。目覚めの早かった個体かもです。
時間とともに濁りがキツくなり。更には朝はプラス気温から、日中には氷点下に。雨が雪に変わって、冷えが厳しく。(気温は前日比で8℃も低い)
雨後の冷え込みは初春ではセットですから、仕方なしとしても。
何とかしようと頑張ったのですが、白旗上げました。
寒さと増水はともかく、濁りが厳しい。それに、葉っぱ等の邪魔が尋常じゃない。その年の最初の増水ではありがちですけど、ここまでの状況は私は初めてじゃないかな。
今年の私の釣行日は、毎回寒気が入るのですが、よほど心がけが悪いのですかね(笑)
約二カ月ぶりのまとまった雨で、ようやく川が洗われました。水位が落ち着き、気温が上がれば、活性の高い渓魚たちに出会えそうです。
今後の為に残り時間はドライブして、各所リサーチして帰ってきました。結局、釣りたかった予定地は一つも入れず。
消化不良気味ですが、次回以降へのエネルギー・チャージと考えることとします。