山渓遊びブログ 渓流釣りとアウトドア

岐阜県から 山渓アウトドアライフ

渓流釣りで幸せになること

・「ありがとうと感謝の気持ちを持つ時、その人は幸せ」

 

・「幸せな人は、過去を気にしない」

 

・「努力をするほどに、結果への感動と感謝が大きくなり、つまり幸せが増える」

 

 

これらは私が渓流釣りをやってきて行き着いた、現時点での結論です。

 

 

1・感謝の気持ち

 

釣り人は狙いの魚が釣れたら喜びます。その喜びの大きさは、達成の難易度や対象魚のレア度とお気に入り度、それと出会いまでの自身の時間と労力によりますね。

私は魚を釣り上げた時に大声で吠えたり、感動と興奮で震えたりの経験をしてきました。こうした出会いがあると、その感動の大きさに比例して、様々な事柄に対し、感謝の気持ちが沸いてきます。

まずは出会えた魚に。

その日その時、釣りに出られた環境設定。家族にも、仕事関係にも。

もっと大きくは、素晴らしい魚を育てた山渓の自然にも。または、過去の自身の経験の積み重ねや、そこで出会えた人たち等々。

感動が大きいほどに、感謝の対象範囲が拡大される。その気持ちを持てる時、釣り人は凄く幸せです。

 

 

2・現在の幸せと過去について

 

幸せだと感じている人は、過去に執着しないです。

誰でも何がしかの手痛いミスはしていて、何の後悔も無く生きてる人は居ません。が、気にしている・いないには、個人差があります。

「そんな事もあった」「そこで学べて今がある」等々、意識が前向きなのと、いつまでも後ろ向きに愚痴や文句を言うのとでは、心的状態が真逆です。

上手くいかないことへの反省は大事で、ですがそこで終わるのでなく、対策を考え、実行し、結果を変えられると自身の納得が出来る。心を前向きにするには、自身が動いた方が良い。

良くないのは、自分が上手く行かなかったストレスを、誰かや何かのせいにすること。これだと結果が変わらないので、ストレスは残ったままです。

また、現在が満たされている人は、未来の不安も強くは感じません。

 

 

3・「努力の意味」

 

より良い結果を求めて、時間や労力を掛ける事が努力です。

努力しなくても結果が出るなら、頑張らなくても良い、は正論。ただし結果のみを見るなら、ですが。

労力を掛けた事柄では、良い結果になった時の喜びが大きくなり易いです。つまり満足感が高まる傾向がある。満足感の高さは感動となり、幸せもまた大きくなります。

達成出来て嬉しい事は、出来なかった時に落胆する。大きく落胆しない事では、達成しても大して嬉しくないものです。

千載一遇の大物がハリ掛かりして、無事に取り込めた際の嬉しさと安堵感は言葉にならないほど。しかしそれでバラシなどしたら、崩れ落ちるほどに落胆します。嬉しさと悔しさは裏表の関係です。

「禍福は糾える縄の如し」

人生は良・悪が編み合わさって一本の縄のようになっている、との言葉。

禍福だけでなく何事も両面を持っていて、努力するとは、良い方を出し、悪い方を出さないように行動すること。その選択で正しかったと、自身で思えるよう努めること、ですね。

 

 

私は渓流釣りが趣味で良かったです。

幸せを感じ、ストレスを軽減でき。取り組み方如何で、人生が豊かになると感じています。