ようやく大水になりました。
渓流釣りには待ちに待った降雨ですが、融雪と相まって、河川は茶濁りに。しかも雨雲が冷え込みを呼んで、日中でも寒いことには参りました。
気温の方は、夜明け頃は7℃、日中は2℃まで低下。冷たい風がピューピューと・・。
朝のうちは本流を釣る予定が、全然無理。支流も濁りの増水で、釣る場所も無い。
息子のリクエストで出てきたのですけども、どこも釣りには厳しい状況です。
こんな時は考えようで。
場所による濁りの強い弱い、水引きの早い遅いを見るには、好都合。やや負け惜しみですが(笑)。
折角きたのに、何もせず帰るのもどうかと。
こんな時、割と優しい?のはイワナ。
濁りが無ければともかく、アマゴたちは難しくなりますね。
こんな日は、釣りが冬に逆戻りなんですよね。
このところ暖かくなって、割と流れの効いた場所にも魚が出てたのですが、一気に融雪増水すると、この時期は反応が微妙。
多分ですが、流れが速すぎて魚が入れないのと、気温水温の低下で淵底や石裏の緩流などに沈むからじゃないかな。春以降の増水とは意味が違いますね。
淵に沈んでいた葉っぱや、川底に着いていた泥や黒っぽい川ノリは綺麗に流されたでしょう。今はそれが水中を舞ってるので、釣り難さに閉口しますが・・。
これで気温が安定して上がってくれば、春の釣りが本番になります。
何も自分の休日のピンポイントに、とも思うのですけど、春にこんな日に当たるのは仕方なし。
もしかして荒れ模様の流れから、大型が引っ張り出せないかと頑張ったのですが、そんな甘くなかったです。
今後は冬色の魚たちが少なくなる。
流れの中を泳ぎ、よく食べて肥えた魚体が本支流とも期待できる、渓流が良い季節に入ります。
次は何処に行こうかな。