山渓遊びブログ 渓流釣りと採集

岐阜県から 山渓アウトドアライフ

2023年 キノコ採り始動

今年のキノコは、今のところヤバめかも。

夏以降の高気温と少雨から、厳しいだろうと予想してましたが、実際の山は、やはりです。

9月末までは渓流釣りで少雨に泣かされ、今度は山でも。

 

渓流釣りが禁漁期になってからは毎年山徘徊していて、10月初頭はキノコが少ない年は珍しくないです。それにしても、もうちょっと、何とかならないものかと。

何種類か、出会いたいキノコの候補があったのですが、総スカン喰らいました。それ以外にも、幾らかのキノコは出ていますが、数量が乏しい。

 

こちらをお読みの渓流釣り関係の方に書きますと。

少雨渇水高気温の条件で反応が薄く、頑張って、どうにか小型の渓魚が何尾か出てくれた。・・と言う感じ。(←我ながら上手い例え・苦笑)

アカヤマドリ

10月にこれに出会えるとは嬉しい。夏のキノコですが、少雨で姿を見なかったですから、もう今年は出会えないかと思ってました。

私的に「芋」っぽい味だな、って感じます。

 

アミタケ 

小さいですけど、ポツポツと。今時期、良い年なら一杯出るのですけどね。

 

ムラサキアブラシメジモドキ

 

トキイロラッパタケ

アンズタケ科で、甘いような独特の香り。

これは裏切らないですね。他のキノコが無くても、今回も結構出てました。華奢なキノコですけど、私は好きです。

 

コホウキタケ いや、ハナホウキの方かな。

親分?のホウキタケはいずこ。

 

クリフウセンタケ(老菌)

好きなキノコですが、古かった。いくつか出てましたが、新しい個体は見えず。

今年はもう少し気温が下がってから出るかと思ってました。

 

アカヤマドリがまだ出ていて、クリフウセンタケは古くて、アミタケは小さいのだけ・・?

どうも出方と順序が違う気がするなぁ??

 

こうして画像だけ並べると、色々出てるように見えるかもですけど、あっちこっちへ飛び回りの、歩き回りまくりで、何とかです。

もっと一つの山の斜面で、ここにもそこにもと、ドッサリ出てると嬉しいのに、そう簡単には出会わせて貰えません。絶好の足トレになります(笑)。

 

テングタケ科のキノコはあちこちに。

コトヒラシロテングタケ(←多分

 

シロオニタケ

立派な個体でした。遠くからでもよく見える。食べたらヤバし。

 

テングタケ

先般、これを食べて中毒した人が居ると、ニュースになりましたね。

 

この科の仲間は、一部を除いて毒菌が多く、中には一本で死に至るほどの猛毒菌も。

食菌が中々無いので、歩きながら出会ったキノコたちの観察したりして。

カラカラに乾燥してる時は、本当に何も出てませんから、それよりは大分マシですけどね。

 

私は渓流釣りだと数より印象に残る一尾を狙いますが、キノコは数量狙いです。一ヵ所でブワーっと発生してる種が好き。

しかしどうも今のところは、そんな光景は期待できそうにナシ。

 

帰りしな、アケビの実を見付けました。何かの卵に見えるような?

折角だから久しぶりに戴こう。

 

少雨&猛暑の影響は山にも色濃いようです。

これから空気が冷えて来れば、状況の変化はあるはず、と信じたいところ。

いずれにしても、雨に来て欲しい。今年の秋雨前線、サボり過ぎじゃないですかね?(笑