山渓遊びブログ 渓流釣りとアウトドア

岐阜県から 山渓アウトドアライフ

次世代の釣り人と

中学生の甥と2人で渓流釣りに。

今時珍しい、とも言われます。確かに、家族や子供達(従兄弟同士)を絡めなくて、叔父と甥のペアはあまり無いかも? 私は弟と仲が良く、甥も私に懐いているようで。

小学生の時に一緒に渓流釣りに行き、その日が随分楽しかったらしく、以来、「また渓流釣りに行きたい」と言ってきます。

 

この甥は、将来かなり有望な「野人候補」です。生粋のアウトドア気質で、中1にしては私的に驚くほどの体力と体躯の持ち主。山も川もガシガシ歩けます。握力70キロ超えてるし。なので、案内する場所はあまり遠慮は要りません。

 

 

困ったのは、猛暑と渇水。渓魚の機嫌は良くなさそう。

・・と、心配してたのですが、結果的には釣行はまずまず成功でした。

 

朝のうち、意外に魚の反応が良好で、我ながら良い河川を選んだなと。

夏場でも割と釣り易いだろう渓。正直、大型魚の実績は少ない所ですが、まずは初級の甥には、魚に出会って貰いたい。

 

 

甥は「アマゴが釣りたい」とのこと。

朝早い時間に、まずは1尾釣れ、私は一安心でした。本人は嬉しそうですし、私もその笑顔が見られて嬉しいです。

 

初級者を案内する時は、私は大きな本流は基本、避けてます(リクエストされれば別として)。ポイントが大き過ぎない渓流は、魚の着き場を見定めるのに好適で、慣れてから大きな川に徐々に行くのが良いのじゃないかな。

 

 

釣り具類は私の手持ちのもの。仕掛けは私が組み、始めにちょっと説明したら、後は放任。場所と仕掛けの選定がある程度出来ていれば、初心者にも渓魚は釣れる、と私は考えてます。事前準備が私の仕事?で、あとは甥に釣って貰う。

 

ポイントごとに細かな釣りの調整をするのが良いのですが、初級者に小難しい事を言ってもなので、まずは最初に組んだ仕掛けで、浅場も深場やって貰います。実際、それでは無理が出るのですが、対応はやってみてから考えていけば良し。

 

見ていて、「もっとこうした方が」と言いそうになりますが、とりあえずそれはヤメ。

中々良い集中力をしていて、自分なりに狙い目を決めて竿を振ってました。それで意外なところから本当に魚が出たりするので、観てるこちらも面白い。

 

 

初心者はまずは釣れたら楽しい、と感じると思います。

そうなると、また行きたい、となり、そうして次世代に渓流釣りの楽しさが伝わったら幸い。

ウチの息子も大概なアウトドア人で、この辺はDNAかなと。2人が将来、一緒に釣りに行くようになるのを想像したりするわけです。

 

帰路で「楽しかった!」と言ってる甥を見て、またまた嬉しくなる私。

また一緒に行こうな。