山渓遊びブログ 渓流釣りとアウトドア

岐阜県から 山渓アウトドアライフ

ブラウントラウトの繁殖&駆除 飛騨市小鳥川

 

漁協は毎年、在来種を守るべく、ブラウントラウトが産卵期を控え川の水量が少なくなるこの時期に、電気ショックによる駆除を行っています。 この日、川で確認されたイワナは24匹、ヤマメが16匹だったのに対し…。 なんとブラウントラウトは150匹が捕獲されました。

 

ちょっと驚きの調査結果だと思いました。

小鳥川は宮川下流漁協管内の支流。私は最近は釣りに行っていないですが、ヤマメやイワナの放流がなされ、またニジマスも結構いた印象。ウグイ等のコイ科の魚も居たはずですし、捕獲された中にそれらが入ってないのは、数えてないからなのかな。

他魚種をカウントしてないとしても、ヤマメ・イワナの合計に対し、約4倍ものブラウンが捕獲されるというのは、記事中で言われるように、かなり多いように見えます。

また気になったのは、ヤマメは冬時期ですから中小型が多いにしても、イワナの大型が入っていないこと。電気ショッカー使用ですから、居るなら捕獲されそうですが。

 

飛騨市を流れる小鳥川のブラウントラウトは根絶に至る手立ては見つかっておらず、漁協は今後も地道な駆除作業を続けていく予定です。 (宮川下流漁業協同組合 森下真次 組合長) 「ブラウントラウトが釣れたときは川へ戻すことなく処分してほしい。他の河川やこの河川には放流してほしくない」

 

宮川下流漁協では鮎漁にも力が入っています。私自身は鮎釣りは久しくやっておらず、宮川へは渓魚狙いで行くのみですが。個人的な印象で、鮎を主力にしている河川の漁協は、外来魚に対してのリアクションが強い気がします。

 

 

 

私もブラウンには思うところがあり、何度か記事にしました。

近年、この魚への対応として、駆除圧が強まってるようには感じています。

 

過去記事でも書いておりますが、私はこの件に限らず釣り関連では、他者と意見の交換はしても、議論はしないスタンスです。絶対の正解が出難いですのでね。

それとこれも過去記事から引用で、ブラウンが多量に繁殖し、状況が変わるようなら、この魚への対応と考え方も変えないと、とは思っています。

 

本件の宮川も小鳥川も、ブラウンばかり釣れるとは言えない気がしていたのですが、しばし見ない間に、増殖したのだろうか?

私自身、60cmを越すブラウンは今までに何尾か釣り上げており、産卵後であろうヒレの傷付いたメスも見ていますから、多くの仔魚が生まれていることは想像していました。

行ける範囲を見に行ってみないと、と思います。